小さいときから考えてきたこと

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 96
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103550044

作品紹介・あらすじ

トットちゃんはこんな人と出会い、こんなことを考えながら、大人になりました-。

感想・レビュー・書評

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  • 2017.12.16市立図書館
    「トットちゃん!」も佳境、黒柳さんの書いたものもあらためて読んでみようと思って。
    21世紀になって、こどもの発達障害への社会的な関心が高まってきたなかで、自身もそうした子どもの一人であったことを振り返り、子ども時代に自分自身のことや周囲の反応などをどう感じていたか、おとなになった今どう思っているかを率直につづっている。

  • 読了した他作品と重複するものがぽつぽつ出てきた。
    氏がユニセフで行った土地なんかももうどこがどこだったか、いつのことだったかわからなくなったが、相変わらずの黒柳徹子の目である。

  • 好きな本Best3に入るかも。
    子どもだって色んなことを感じたり、気を使ったり。
    たしかにそうだった。

    子どもだからって何でも噛み砕いたり誤魔化したりして話さなくても、
    大人よりも敏感に感じとってたりしてるんだ。
    小さかった自分を振り返っても。

    だから大人もしっかりと向き合わなきゃいけないな、って思う。
    また読みたい一冊。

  • 読んでよかった。とても大切なことが書かれている本だと思った。思わず笑ってしまう話、涙なしでは読めない話、ユニセフの話と盛りだくさんで、どれもその時の風景が浮かんでくるようだった。
    私的にはシシャモと沢村貞子さんのお話がお気に入り。

  • ユニセフ親善大使での言動は、
    母方の祖父に影響されている面が有ると思う。

  • いつかこんな本が書きたい

  • アイボのグレーちゃんの話がいちばんおもしろかった(笑)
    徹子さんって感受性の豊かな人ですね。
    ユニセフの活動で行った国の話には胸が痛みます。
    本当に、これ以上子供たちが苦しむことの無いように・・・
    私も祈ります。

  • とても読みやすく、笑いあり涙ありのエッセイ集です。
    えっ?!と思うようなトットちゃんの珍事件の話しがあったかとおもえば、ユニセフの親善大使として世界中をかけめぐる、そのレポート。今、こうしている瞬間も飢えと病とに苦しんでいる子どもたちがいる。そういうことも真剣に考えさせられる1冊。

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著者プロフィール

女優・ユニセフ親善大使。東京都生まれ。自伝的著書『窓ぎわのトットちゃん』でも描かれたトモエ学園から香蘭女学校を経て東京音楽大学声楽科を卒業、NHK放送劇団に入団。NHK専属のテレビ女優第1号として、現在にいたるまで大活躍している。『窓ぎわのトットちゃん』(1981年)は、800万部というベストセラーの日本記録を達成し、全世界で2500万部を売り上げている。アジア初のユニセフ(国連児童基金)親善大使として、長年にわたりアフリカ、アジアなどを各国を訪問、めぐまれない子どもたちのことを知ってもらうための活動に力を入れている。

「2023年 『トットちゃんの 15つぶの だいず』 で使われていた紹介文から引用しています。」

黒柳徹子の作品

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