- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103546115
作品紹介・あらすじ
人生の大きな困難を乗り越えられたのは家族のおかげ。元気おすそわけエッセイ集。長男の知的障害を伴うダウン症を受け止めた矢先、最愛の夫が39歳で急逝。自分が一家の大黒柱となって奮闘中、大動脈解離となり手術の後遺症で車椅子生活を余儀なくされて――。死にたいほど落ち込みもしたけれど、前を向けたのは心の中に生きる夫と大事な子供たちがいてくれたから。七転び八起きの人生をユーモアまじえて綴ります!
感想・レビュー・書評
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一万円選書の本!
すごく素敵な家族のお話だった。家族がみんなハンディキャップを持っていても、なんとか支え合って生活しているところがすごいと思った。
自分もそんな家族を作っていきたい。そのためには、愛情を持って接していこうと思った。家族に対して、腹が立つこともあるけど、感情のまま怒ったら駄目で、機嫌のいい時を見計らって伝えるといいとのこと。なかなか難しそう。 -
岸田奈美さんの「もうあかんわ日記」を読んだので、お母さんの本も読んでみたくなった。奈美さん同様、元気をもらえました。
人生、思いもよらないことはいろいろ起こるけれど、それでも今を大切に生きていくことの大事さがつづられている。 -
岸田奈美さんのエッセイが好きなので、お母様の本を見かけてすぐに読み始めました。読んでいるとひろ実さんのたくさんの愛を感じます。とても良かったです。
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2024.1.22
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岸田奈美さんの言葉選びやエピソードの綴り方がすごく好きで素敵なので、お母さんのひろ実さんがどんな人なのか、そしてひろ実さんからみた岸田家に興味があって読んでみました。
幸せって、やっぱり気持ちの持ちようなんだなあと思った。気持ちを少しだけ前向きに、ハッピーに生きられたら、人生の幸せは意外とたくさん転がっているのかも。 -
良太さんと似た個性を持つ子供を育てているので、良太さんやその周囲への関わり方、幼い奈美さんへの関わり方は、道標を示してもらった感覚。
子どもの将来を考えると漠然と不安になっていたが、なんとかなるような未来が想像できて、とても心が軽くなった。
岸田家は、人生の山は高く、谷は深くで、多くの困難や苦労を経験しているが、その様子を読んで暗い気持ちになることは一切なかった。
家族で支え合い、どんな考え方や気持ちを持ち、どう乗り越えてきたかが書かれている。
落ち込んだり絶望しても、ないものや出来ないことを嘆き続けたりせず、今できる努力をして、その中で夢を見つけ、今が幸せと言える生き方をしている。
その様子に、生きていく中での大切なことを教えてもらえる。
読むと前向きになれる一冊。
関連書籍なども読んでみたいと思った。 -
一万円選書。
まさに『山あり谷あり』の人生…。
人生、乗り越えられることしか起こらないと聞いたことがあるが、これだけ次々と困難が訪れるとは…。それをひとつひとつ乗り越えられてきた岸田さんは人間力のものすごく高い方なのだろうな…。
私も頑張ろう!って勇気をもらえました。 -
3.5
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もうあかんわー…ってときに
他のひとはどう立ち直ってるのかを知るのって、
なかなか良いかもしれないね。
手加減のない人生の荒天を
どうやり過ごしてきたかという、岸田家のストーリー。
ひろ実さんって、
岸田奈美さんのお母さまなんですね!
※いわた書店(砂川市)さんの一万円選書で送っていただきました。