それでも日々はつづくから

著者 :
  • 新潮社
3.87
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本棚登録 : 914
感想 : 48
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103510130

作品紹介・あらすじ

ズルズルと行けるところまで、やってみるしかない。日々、僕たちは少しずつ摩耗し、「いっそ消えてしまいたい」それくらいの傷だらけで今日も生きている。決定的に死にたくなるような出来事は、そんなに起きないけれど。「己を鼓舞する呪文がほしい。この本にはそのヒントがあります」と壇蜜さんも推薦!! 週刊新潮連載の人気エッセイ(+コラムとマンガ入り)、待望の書籍化。

感想・レビュー・書評

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  • 疲れてます、、、
    ここ数ヶ月いろいろ忙しくて疲れてます、、、

    昔は、疲れたときお供に
    アリナミン7
    レッドブル
    モンスター
    でしたが、ここ数年は飲むのを控えています
    (やっぱり飲み過ぎは体によくないですよね)


    そこで、代わりに燃え殻さんに癒やしを求めてみました

    私だけでしょうか、、、?
    疲れたときに燃え殻さんを読みたくなるのは

    私だけでしょうか、、、?
    燃え殻さんを欲してムズムズするのは

    私だけでしょうか、、、?
    図書館でリクエストを出して取り寄せてもらうのは
    (実際、取り寄せてもらいました!w)


    燃え殻さんのゆる~い感じが合うのでしょうか
    自虐ネタだったり、クスッと笑わせてくれたりする中で、たまに心に響く一文を書いてあるのがまた良いんです


    疲れているそこのあなた
    燃え殻さんに救いを求めてみては、、、  


    そして、明日からまた頑張ろう自分!

    • ひまわりめろんさん
      土瓶基金から出しときます

      土瓶基金、語呂悪っ!
      土瓶基金から出しときます

      土瓶基金、語呂悪っ!
      2024/04/22
    • 土瓶さん
      基金なんぞあるかぁー!!
      飢饉のほうが可能性あるわっ!!

      疲れたときは食ってひたすら寝る!
      サウナもまた良し。
      ポップコーンむさ...
      基金なんぞあるかぁー!!
      飢饉のほうが可能性あるわっ!!

      疲れたときは食ってひたすら寝る!
      サウナもまた良し。
      ポップコーンむさぼりながらコーラを飲みながら映画もさらに良し。
      2024/04/22
    • 1Q84O1さん
      そー言わずに土瓶基金をお願いしますm(_ _)m
      土瓶基金なんか良い!
      そー言わずに土瓶基金をお願いしますm(_ _)m
      土瓶基金なんか良い!
      2024/04/23
  • 2022年初版。著者の「すべて忘れてしまうから」が面白かったので、読んでみました。同様に、著者のダメぶりを満喫しました。(そう言う私は、どうなんだですが)でも、そんなところに共感します。すべてのエッセイというかコラムが、笑えたり泣けたりします。普段、私などが感じることを書いてくれています。面白い。ただ、前作に比べて一つ一つのコラムのタイトルのセンスに面白味が足りないような、本の装丁や絵が美しさに欠けるような気がしました。あくまでも私見ですが。

  • 燃え殻さん続き、今度はエッセイ。でもこの前読んだデビュー作が良かっただけに、さらに凝縮したエッセイと期待したんですが、少しガッカリ。

    やはり、燃え殻さんの魅力は、登場人物に語らせるセリフにあるみたい。
    例えば、
    ・親の「健康第一よ、でも世間の目って、それ以上よ、ここだけの話」
    ・彼女の「桜って偉いよね。ちゃんと飽きられる前に散るんだから」
    ・「ドキドキしない日常を一緒にすごしていけることを、人は愛しあっているって言うんだよ」

    小説の第二弾も出ているようなので、続けて読んでみたいですな。

  • 『それでも日々はつづくから』読了。
    燃え殻さんのエッセイでした。俯瞰してみる日々がとても愛おしく感じる内容でした。ちょっとした息抜き感覚で笑ったわ。
    とても愛おしく感じる。登場する人たちがたまにかわいい。厄介なことでも、まぁいっかと思えるような。そんな生活が一番なんだけどな…
    電車の中で読んだ。いつもそうなんだけど、その時だけ現実を忘れさせてくれるから、いいよね。

    2023.4.2(1回目)

  • ゆるくてクスッと笑えて、なんだか温かいエッセイ。
    2話目の「解放してあげるよ」でゆるゆるとしたカップルの情景が浮かんでいたところ、急に切ない展開でセンチメンタルに。「桜って偉いよね。ちゃんと飽きられる前に散るんだから」って2話目にしてもうエモすぎました。

    いじめっ子から逃げて隠れた掃除用具ロッカーがタイムマシンだったという話、サラッと書かれているけれど、胸が詰まるような感覚も。

    1話2〜3分で読めるし、読みやすい。うん、ボクたちは〜で彼女が言ってたように、燃え殻さんて面白い人だと思う。

  • ダラダラと日常が続いているのは私も同じ。
    そのダラダラとした日常の中に、たまに、本当にたまに、宝石のような出来事がおきたり、宝物になるような言葉をもらったりする。
    帯の、壇蜜さんのコメントが秀逸。ほんと、そのとおり。

    し今ちょうど、療養中で特にやることもなく、したいこともできず(体調的に)ダラダラとしているしかない、というタイミング。老後をエンジョイしている元気な両親のところで90代の祖母よりダラダラと療養しながら、読んだ。
    もう少ししたら日常に戻る。
    面倒くさいなーと思ったり、働きたくないなぁ…、と思ったりしながら、今までの日常に戻るのだ。戻るのだなぁ、と思いながら、たぶん10年くらい先を生きている著者の「ズルズル生きてる感」に励まされたりもしている。

  • 偏った意見だとは思うけど、傷ついてボロボロだから、燃え殻が、好き。
    ほぼ同年代。
    だから、青春の温度が同じ。
    空気も同じ。
    ちりちりしたり、ヒリヒリしたり、ベターっと潰れるような。
    背中を押すんじゃなくて、横に一緒に体育座りしてボーッとしてるみたいな、距離感。
    好き。
    他の本も良かったよ。
    どれも好きだった。

  • 燃え殻さんの頬杖画像を探してしまった。あった。

    ある、わかる、だよねー、と軽く頷きながら読める文体。そんな気楽な日常の描写の中に時折えぐられるような切なさがあり、本から顔を上げて呆然としてしまう瞬間があった。
    他の作品も読んでみたい。

  • 燃え殻さんが気になって、映画まで観てしまった。

    なんだかよくわからないエピソードを読みながら、面白い人だなと思った。
    この人の書く小説やエッセイをもっと読んでみたい。

  • とてもよかった。さらっと気軽に読めるけど、ふいに熱かったりロマンチック。眠れぬ夜などにまた読み返したい。

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著者プロフィール

1973年生まれ。小説家、エッセイスト。
2017年、小説家デビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』がベストセラーとなり、2021年秋、Netflixで映画化、全世界に配信、劇場公開された。
小説の著書に『これはただの夏』、エッセイ集に『すべて忘れてしまうから』『夢に迷って、タクシーを呼んだ』『相談の森』『断片的回顧録』がある。最新作は『それでも日々はつづくから』(新潮社)。

「2022年 『ココロギミック 異人と同人3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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