犬から聞いた話をしよう

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 61
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103456254

作品紹介・あらすじ

犬は、人間のいちばん長い友だち――。人生で、世界中で、出会ってきた「気分のいい」犬たちの肖像。この本は、人生の中でつきあってきたなつかしい友達のような犬と、どこかよその土地で出会ったいかにも気分のいい犬との出会いの一冊になった――。子どもの頃から犬好きのシーナが世界中で撮影した、ほっこりすること確実の犬、犬、犬の写真&エッセイ集。「ガク」についての初めてのメモワールも書下ろし!

感想・レビュー・書評

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  • 久々の椎名誠さん
    「ジョン」の話は事あるごとに思い出してしまいそう
    P141の写真と文章に胸が熱くなった。

  • 2018-1-10

  • かなり昔には何冊か読んでいた椎名誠さん。
    犬が好きなのもあり手に取りました。
    馴染みのない色々な国の人々と、犬との関わりや暮らしのモノクロ写真。
    時に微笑ましく、時にたくましさを感じさせてくれました。

    一番読んでてほっこりしたのが、やはりガクの写真等。

    そして辛かったのは椎名さん自身も思い出したくないと言っていた椎名さんの子どもの頃の愛犬の話です。

  • シーナの母親とジョンの話には衝撃を受けた。家族という意識が強くなかった時代だからだろうか。
    しかしシーナが撮る犬は、どの子もいい顔をしているなぁ。チベットの旅は道連れな男の子と犬の写真が好きだなぁ。

  • 僕にとってわ,不定期だけど毎号楽しみにしていたサンデー毎日の「なまこのからえばり・・」の連載が,知らぬ間に終わってしまっていた。シーナ兄い,もう週刊誌の連載わ持っていないのであろうか。少し寂しい感じである。あ,いや待てよ,雑魚釣り隊わまだ遣ってるのかな。^_^。
    で,本書わ,旅の途中で撮った犬の写真が主体のエッセイ集,だがカワイイ室内犬なんぞわいない‼︎ である。

  • 犬にも個性がある、と言うことがよくわかる。
    しかし著者の母の話は「あんまり」だと思った。
    昔は犬に対して、平気でそういう扱いをしたのかもしれないが。
    読み終えてから、うちの犬の頭をいつもの3割増しで撫でてしまった。
    犬はなんか迷惑そうだったけど。

  • 椎名誠が、旅の途中で出会った犬たちのモノクロ写真とエッセイ。どの犬もいい顔してます。そして椎名さんは、犬が好きなんだなあとよくわかる。
    有名なカヌー犬ガクも登場します。

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著者プロフィール

1944年生まれ。作家。1988年「犬の系譜」で吉川英治文学新人賞、1990年「アド・バード」で日本SF大賞を受賞。著書に「ごんごんと風にころがる雲をみた。」「新宿遊牧民」「屋上の黄色いテント」「わしらは怪しい雑魚釣り隊」シリーズ、「そらをみてますないてます」「国境越え」など多数。また写真集に「ONCE UPON A TIME」、映画監督作品に「白い馬」などがある。

「2012年 『水の上で火が踊る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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