- Amazon.co.jp ・本 (428ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103364313
作品紹介・あらすじ
「銀」を支配するものが、乱世の覇者となる――島津四兄弟が見た「戦国」の真実は、これだ! 関ヶ原、幕末。分岐点にはいつも「島津」がいた。もちろん戦国黎明期にも。薩摩には「海」があった。信長の欲望、本能寺の火、ザビエルの夢想。すべては海から始まる。「島津」と「銀」だけが知る戦国力学とは? これ以降「歴史小説」は変わった。後世、そう言われることになるだろう。史実と想像力が融合した超進化型戦国巨編、誕生!
感想・レビュー・書評
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島津戦記とはあるが、史実に基づく小説ではなく、島津4兄弟、明智光秀、織田信長らを題材とするいわゆるSFというべき作品。
話や登場人物が飛びすぎでいて、あまりついていけなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
SF作家ということもあり、自分の肌にはあまり合わなかった。
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あまり面白くなかったかな
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二十世紀後半から時代劇が剣と魔法ものに行ってゐるが、これはさう言ふのへシフトしたもの。
イスラム来日説だの、怪しい一族だのといふかっこいいものの他、明国!!をたかが九州の一部の一領主ごときがなんとかする!!といふすごい真似を晒す。
うむうむ。 -
島津家の戦国黎明期の関わり?について書いた本です。
時代的には、島津四兄弟が幼小の頃から、伊東氏と戦った木崎原の戦いまでが描かれています。
本の帯や始めの部分に「これ以降歴史小説は変わった」とか将来認められるであろう史実と変わらない」とか書いてあったので、島津四兄弟の新しい活躍が見れるのかな、と思ったら、架空の話がオンパレードの伝奇小説のようでした。
元々あった壮大な設定を史実に紐づけようとしたために、こじんまりしてしまったのかなと印象です。
↓ ブログも書いています。
http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-69b1.html -
作者の作品には読むたびに驚かされるので、今回も楽しみに。
よくよく考えたら、戦国ものって読んだことないし、がっつっりやられたらついて行けんな、と思ってましたが、そんなこともなく。
異国情緒や外から眺めた日本史観が新鮮で、自分の中の戦国イメージが改善されました。少し切なくて、緻密に行き届いたとこも、やっぱり気に入り。
割と戦国時代に興味を持てたのが意外。あの引用文、日本語訳はないのでしょうか。 -
なんか思っていたより伝奇っぽい?大兄上がよく書かれていてうれしい
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戦記の名前で興味を惹かれ読み始めて直ぐに辞める。戦いの場面も少なく文体も合わずつまらない。
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(欲しい!)