編集者 漱石

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784103363927

作品紹介・あらすじ

漱石なくして大正文学なし。漱石は近代文学における最高の編集者だった!! 編集感覚に優れた正岡子規の薫陶を受けた漱石は、わが国最初の装幀家・橋口五葉を育てあげ、さらには朝日新聞文藝欄の編集者として精力的に活動する。寺田寅彦、鈴木三重吉、中勘助、野上彌生子、志賀直哉など多くの作家を登用、新たな文学の展開に大きく寄与した。漱石の編集者としての軌跡に光をあてる画期的文芸評伝。

感想・レビュー・書評

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  • 夏目漱石がいかにして教師→作家→編集者になっていったかを、様々な資料を紐解き、引用し、丁寧に綴っていく作業...という印象でした。基本的なスタンスとして「正岡子規との友情を超えた魂の結びつき」が横たわっているため、そうしたお考えが苦手な方は避けた方が良いかもしれませんw
    大判ハードカバー350頁二段組の大ボリュームです。
    お好きな方はじっくり楽しめると思います。

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著者プロフィール

1947年神奈川県生まれ。文芸編集者。大阪芸術大学文芸学科教授。早稲田大学文学部在学中に小沢書店を創立した。「美酒と革囊」で芸術選奨文部科学大臣賞、やまなし文学賞などを受賞。

「2013年 『知命と成熟 13のレクイエム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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