- Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
- / ISBN・EAN: 9784103328926
作品紹介・あらすじ
イメージ、音響、そして犬――。「映画史」の現在を射抜く、斬新な批評! ゴダール渾身の3D長編『さらば、愛の言葉よ』に刺激され、再起動した批評時空間。その思考は過去の作品群へ飛び、芸術一般に拡張され、遂には世界認識をも揺さぶる。長編批評「ジャン リュック・ゴダール、3、2、1、」のほか、監督独自の音響と映像の関係を論じた「彼のソニマージュ」、最後の言葉を探る「ONEn+」を収録。
感想・レビュー・書評
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ゴダール渾身の3D長編『さらば、愛の言葉よ』に刺激され、再起動した批評時空間。その思考は過去の作品群へ飛び、芸術一般に拡張され、遂には世界認識をも揺さぶる。長編批評「ジャン=リュック・ゴダール、3、2、1、」のほか、監督独自の音響と映像の関係を論じた「彼のソニマージュ」、最後の言葉を探る「ONEn+」を収録。(出版社HPより)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「映画を観る」とはそもそもなんなのか?
そのことにゴダールは挑戦/挑発し、佐々木敦は批評する。
これが映画批評だ。 -
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読みながら、著者とともにもう一度「さらば、愛の言葉よ」を観直している感じ。劇場でのあのゴダール体験はいったい何だったのだろう、という茫然自失感が、理解に塗り替えられる。繰り返し繰り返しゴダールを観て懇切丁寧に説明してくれる著者のような存在はありがたい。その一方で、ゴダール映画を観たときのあの意味のわからなさは、けっきょく解釈できないままに放っておきたい気もする。