- Amazon.co.jp ・本 (202ページ)
- / ISBN・EAN: 9784102159040
感想・レビュー・書評
-
作家の話かと思ってコンビニで購入したのだが、作家は作家でもフェレット作家だったw
『何だ、ファンタジーな話か』と思い、少しガッカリしながら読み進めていくと…
おもしろい!
フェレットという形はとっているが、悩んだり喜んだりが人間らしく、何も違和感なく読了することができた。
一過性の話題作は図書館に残るような作品ではないという記述もあり、子どもも楽しめて、さらに大人をも巻き込めるような作品を作ることの難しさを教えてもらった気がする。
いい作品だったが、本自体が乱丁だったのが残念点。取り替えてもらわにゃw詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3
楽しむこと
考えないこと
気にしないこと -
「一生懸命になることと、頑固になることとはどう違う?
一生懸命になれば運命とうまくやっていける。だけど頑固になったら、そうはいかない!」
「その時代のために語る。
きみが語る物語も、きみが命を与えたキャラクターも、決して死んだりはしない。」
創作活動とは。深く、優しく考えなおした一冊。
行き詰った時の一つの解決方法。 -
フェレットが主人公のお話。
ある意味擬人化のお話なんだけど、
とてもよかった。
会社辞める前に読んだら何か変わってたかも -
小説家が脳内ドラゴンになじられる話(笑)
バジェロンの幼馴染が他のフェレット物語への
パイプ役になってる感じ。
一、二作目のスピリチュアルな雰囲気に対し、
この三作目は比較的現実的で内向的で哲学的だ。
-
楽しむこと。
考えないこと。
気にしないこと。
ありがとうシナモン! -
読んでいるとどうしても
彼らが人間な気分になっている・・・。
時々、「前足を」という表現があって
この子たちはフェレットだった!と
思わされます。
単なる動物が生活する
ファンタジーとは違います。
飛行機にも乗り船にも乗り
今度は作家です。
紙とペンでも書きますがコンピューターも
使います。
違いがあるとすれば
フェレットは皆が善フェレットであること。
人間の社会も
こんなんだったらどんなに世界は
穏やかになることか・・・。
そんなことを思ってしまう
深いお話です。