- Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
- / ISBN・EAN: 9784101305233
作品紹介・あらすじ
守護代本家の被官でありながら尾張統一の野望を抱く織田信秀。その寵愛を一身に受け、嫡男信長は武芸に秀でた青年へと成長する。だが、実弟・信勝への家督相続を画策する母・政子の策略により、父との関係が悪化。単身城を飛び出した信長は牢人らと徒党を組み、奇抜な格好で闊歩して「うつけ」と呼ばれ嫌厭されるようになる。知られざる信長の青春を描き切った本格歴史小説。
感想・レビュー・書評
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「青銭大名」の主人公織田信秀から信長へ。天下取りは一代にしてならず。信長が桶狭間前にどのように生きたのか、カネに目を付け、ヒトの心に気を配る戦国時代の空気を感じることができる。
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信長のストーリーというよりも、信長の父のストーリーがメインとなっていた。
信秀は信長の将としての才を認めていたが、後継者争いの影響で環境が変わっていき、気持ちがすれ違っていく描写が細やかに書かれており、何とももどかしかった。 -
織田信長の父である織田信秀のエピソードにも紙幅が割かれている。
信長はそうでもないが、信秀の名古屋弁?がすごい笑。
みゃーみゃー、いっているのがなんともいえず笑。 -
信長が活き活きと描かれている。
信長の物語の中でも面白い方だと思う。
この本がきっかけで、
実際に、桶狭間に行って来た。 -
青年期の信長と父信秀の話。信長を語る時に、信秀の葬儀で突然抹香を仏壇に投げつけた場面はよく出てくるが、なぜそのような行為に及んだか、初めて理解できた。2014.8.9
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こういう解釈あるねという感じ。信長記を読みたくなった。
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(欲しい!/文庫)
週刊ブックレビュー2010/5
朝日広告2012/12/1