愛に乱暴(上) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社
3.57
  • (13)
  • (47)
  • (48)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 516
感想 : 33
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784101287560

作品紹介・あらすじ

初瀬桃子は結婚八年目の子供のいない主婦。夫・真守の両親が住む母屋の離れで暮らし、週に一度、手作り石 教室の講師をしている。そんな折、義父の宗一郎が脳梗塞で倒れた。うろたえる義母・照子の手伝いに忙しくなった桃子に、一本の無言電話がかかる。受話器の向こうで微かに響く声、あれは夫では? 平穏だった桃子の日常は揺らぎ始め、日々綴られる日記にも浮気相手の影がしのびよる。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 下巻へ、続く

  • 今のところよくあるお話のようにも思えるが、すでにトリックに惑わされている可能性もあるわけで。下巻が楽しみ。

  • 下巻でまとめて、評価。

  • 続きが気になりすぎる。結婚した今となっては他人事ではなく、個人的に最悪を想定しておこうと思う方なので、仕事は絶対にやめたくない。女にとって若さと子どもを出してこられるのが一番残酷だ。この主人公は義両親との半同居、介護もきちんとやっていて十分ちゃんとした嫁だと思うけれど、こんな男にしがみつく価値はない気もする。おびえながら下巻にいきます。

  • 最初は少し退屈に感じたが読み進めていくと、何かおかしい…なんだ?なんだ?とのめり込み最後は止まらなくなっていた。
    不思議なところはあるけど、最後までおもしろかった。

  • 初瀬桃子は結婚八年目の子供のいない主婦。平穏だった桃子の日常は揺らぎ始め、日々綴られる日記にも浮気相手の影がしのびよる。(e-honより)

  • 単に夫が不倫してる話だと思ってたけど、なんか違う感じもする。
    下巻に進みます。

  • やなやつばっかりの小説はキライ…。

  • 下巻に

  • 下巻に

全33件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年『最後の息子』で「文學界新人賞」を受賞し、デビュー。2002年『パーク・ライフ』で「芥川賞」を受賞。07年『悪人』で「毎日出版文化賞」、10年『横道世之介』で「柴田錬三郎」、19年『国宝』で「芸術選奨文部科学大臣賞」「中央公論文芸賞」を受賞する。その他著書に、『パレード』『悪人』『さよなら渓谷』『路』『怒り』『森は知っている』『太陽は動かない』『湖の女たち』等がある。

吉田修一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×