あなたのたいせつなものはなんですか? ・・・カンボジアより: ・・・カンボジアより

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 81
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097278917

感想・レビュー・書評

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  • 世界の姿を、カンボジアという国を、リアルに感じる写真絵本。
    子どもの本棚に、並べています。

  • 「子どもたちの大切なもので世界にふれる絵本

    世界中の人みんなが、大事なものの絵を見せっこすることができたなら、少しだけお互いにより理解しあえるようになり、少しだけ世の中の争いを減らすことができるかもしれません。そしたら、少しだけ、世界中の人が、幸せに近づくかもしれませんね……。
    カンボジアの子どもたちの「たいせつななもの」の絵と写真で世界にふれる絵本です。」

    ●写真・文 山本敏晴(やまもと としはる)
    宮城県仙台市出身。医師(小児科医・内科医)・医学博士・写真家・国際協力師。様々な国際協力団体に所属し、医師として写真家として活動を行う。2004年、東京都庁からNPO法人の認証を受け「宇宙船地球号」を創設。「持続可能な世界」の実現を目指し、世界に目を向ける人々の育成を行う。

  • 6年生の平和の授業で読み聞かせた本。
    カンボジアの子どもたちに「あなたの大切な物はなんですか?」と聞いて、絵にかいてもらったものを紹介している本。ただそれだけなのに、とても重く考えさせられる内容です。カンボジアの子が書いた絵を見せながら「この子の大切な物はなんだとおもう?」と聞きながら読みました。

  • 6年生の平和の授業で読み聞かせた本。
    カンボジアの子どもたちに「あなたの大切な物はなんですか?」と聞いて、絵にかいてもらったものを紹介している本。ただそれだけなのに、とても重く考えさせられる内容です。カンボジアの子が書いた絵を見せながら「この子の大切な物はなんだとおもう?」と聞きながら読みました。

  • 児童向けの本やったかな。

    カンボジアの歴史や現状を知る導入にはなると思う。
    けど、細かいところはわからない。

    というか、子どもが、自分の書いた絵を持って、自分の家の事情やなぜその絵を書いたかを話すような形式やから、やっぱり導入書として使うものなのかな。

  • 今の日本は地震のことも、原発のことも、政治のことも、色々いやになっちゃうことがたくさんあるけど、私たちは幸せなんだと思いました。
    この本に出てきているカンボジアの子供たちが、幸せになれるように 私の出来ることはなにかな。

    自分や自分の大切な人が大切だと思うものだけを大切にするのではなく、自分が嫌いな人が大切だと思うものを大切にすれば、みんなが幸せになれる

    その通り!でも最も難しいこと。

  • 物質的な豊かさ、精神的な豊かさ…。2006年にブータンでプロジェクトを行って、「あなたの大切なものは何ですか?」と出会う人出会う人に聞いて回ったことが懐かしいです。

    本書は写真絵本という作りなので文章は最小限の量にとどまっていますが、現代のカンボジアに潜む問題をうまく表わしています。自分が出してみたいなあと思わせられる作りと内容、しかも舞台はカンボジア…ということで、何だか読んでいて嫉妬心が生まれるような変な感覚に陥ります。

  • 大切な一冊。

  • Amazon.co.jpレビューより
    あなたの一番たいせつなものはなんですか? よーく考えてみてください。周りの人に相談したりせず、必ず自分で考えるのです…。物、人、精神的なものなどカンボジアの子どもたちが描いた絵などを収録。英文併記。
    http://www.ets-org.jp/

  • 写真展にいきたかったんだけど、行ったときは終わってた…。これと同じテーマで本を出した友人がいるから一瞬パクリ?と思ってしまった。でも、メッセージ性があってよかった。大切なものを書いてもらうだけじゃなくて、学校や家族や戦争資料、地雷の写真などがあるのがよかった。皆がお互いの大切だと思うものを自分も大切だと思えれば平和がくるのかもしれない。というメッセージ。著者にとって大切なものって誰かと話す時間だって。私にとってたいせつなものって何かな?家族かな。

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著者プロフィール

1965年生まれ。宮城県仙台市出身。医師・医学博士・写真家・国際協力師。1978年、南アフリカにて人種差別問題に衝撃を受ける。中学校の頃から数十か国を撮影。「本当に意味のある国際協力」について考え続ける。1990年医師免許取得。1996年医学博士取得。2000年より数々の国際協力団体に所属、アフリカや中東で医療援助活動を行う。2003年より2年間、国境なき医師団・日本理事。2004年、都庁からNPO法人の認証を受け「宇宙船地球号」を創設。「持続可能な世界」の実現を目指し、世界に目を向ける人々の育成を行う。

「2013年 『お母さんへ、世界中の子どもたちからプレゼント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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