やめろ、スカタン!

  • 小学館
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本棚登録 : 93
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784097265467

作品紹介・あらすじ

けんかから始まるスカタンな友情

夏休みのプール、少年たちは、悪ふざけが過ぎて友だちを怒らせてしまう。
「やめろ、スカタン!」
怒った声がプールに響き渡り、少年は飛び出していってしまいます。ケンカの原因は、水かけっこ。
「どうしよう~? そんなつもりではなかったのに」
やり過ぎてけんかしてしまうスカタンな関係は、大事な友達との友情をはぐくむすてきな関係です。怒った少年と怒らせた少年の微妙な気持ちが、伝わってくる仲直りの物語。
「スカタン!」とは、見当ちがいだったり、場にそぐわないこと、またはそういうことをやってしまった人のことをさして使われます。



【編集担当からのおすすめ情報】
青少年読書感想文全国コンクール課題図書でもある『おこだでませんように』『メガネをかけたら』の作家くすのきしげのりさんの新作絵本です。関西弁が軽快に弾ける爽快な物語です。絵は、徳島在住の新鋭画家、羽尻利門さん。細やかな表現で、少年たちの心情と日本の夏の風景を美しく描きます。今回は、初の徳島コンビです。

感想・レビュー・書評

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  • スカタンと言う言葉を初めて知りました。なかがいい男の子3人組の夏のある日の出来事。

  • 2022.6.30 3-3

  • 小学生の男の子らしいふざけっこや喧嘩などの日常的なお話。
    水の中で眼を開けられない3人組が雨に打たれながら修行をするところがおかしく、それで仲直りしてしまうところもリアルに感じました。
    子どもは親しみを感じて楽しいようでした。

  • 元気でやんちゃな小学校低学年男子、のあるあるがつまっていて、クスッと、ジワッと来ます

  • 小学生男の子3人組の友情。でもやっぱり男の子っておバカ(^。^;)

  • 978-4-09-726546-7 33p 2014・7・21 初版1刷

  • 2016年8月22日

    ブックデザイン/城所潤+岡本三恵(ジュン・キドコロ・デザイン)

  • 2014年読了

  • 小学校に入る前のことです。近所の友達でコマなしの自転車に乗れなかったのは私だけでした。そんな私に友達が特訓してくれたのです。上達の遅い私に友達が「これを持っていたら乗れるようになるよ」とくれたのは綺麗な石でした。その石のおかげかは分かりませんが私はコマがなくても自転車に乗れるようになったのです。あのときに、どんな特訓をしたのかは覚えていませんが大切な想い出の一つです。

    仲良し三人組が夏休みにプールへ行きます。そこで水かけをするのですがエスカレートしてシンゴが怒ってしまいます。しょうもないことでケンカをしてしまう男の子達。でも、すぐに仲直りもできてしまう。大きくなった三人が、この日にしたケンカと修行を思い出して笑いあうんだろうな。

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著者プロフィール

児童文学作家。1961年生まれ。徳島県鳴門市在住。鳴門教育大学大学院修了。小学校教諭、鳴門市立図書館副館長などをへて、児童文学を中心とする創作活動と講演活動を行う。絵本の主な作品に『おこだでませんように』(小学館)、『Life(ライフ)』(瑞雲舎)、『ええところ』(学研)、『ともだちやもんな、ぼくら』(えほんの杜)、『あなたの一日が世界を変える』(PHP研究所)、「いちねんせいの一年間」シリーズなど多数。2019年、新しい文学のスタイルにチャレンジした短編集『海の見える丘 あなたの未来へ贈る5つのものがたり』)(星の環会)を上梓。

「2020年 『5つの風の絵ものがたり(全5巻)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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