西洋絵画の巨匠 カラヴァッジョ

著者 :
  • 小学館
4.22
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本棚登録 : 53
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784096751114

作品紹介・あらすじ

ルーベンス、ベラスケス、レンブラント、フェルメールなど、西洋絵画の巨匠たちに絶大な影響を与え、彼らの芸術を育んだ、17世紀イタリアの天才無頼画家カラヴァッジョ。光と闇がつくりだすドラマティックなコントラスト、克明な写実表現、深い精神性からなり、しかも静謐な美しさをたたえる彼の作品には、一度見たら忘れられない強烈な力が宿っています。本書は、殺人者として逃亡の果てに客死したカラヴァッジョの38年という短くも激しく数奇な人生と、神々しいまでの偉大な画業の本質に迫る、決定版画集です。第27回サントリー学芸賞・第10回地中海学会ヘレンド賞ダブル受賞の俊英研究者による入魂の1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 暇なときや寝る前によく観る。
    ささやかな贅沢の1つ。

  • やっぱり「ダヴィデとゴリアテ」が印象深いですね。
    カラヴァッジョ自身を知ることでよりこの作品を魅力的に感じることができるようになりました。

  • 4/17 読了。

  • 読後気分→(∩´∀`)∩ワーイ

    カラヴァッジョの絵をたくさん見ることができて幸せでした。
    そして、カラヴァッジョの人生を追っていくコラムも、少ない文字数で結構な情報量!

    本の中、本文のデザインもとても美しかったー!

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著者プロフィール

宮下 規久朗(みやした・きくろう):美術史家、神戸大学大学院人文学研究科教授。1963年名古屋市生まれ。東京大学文学部美術史学科卒、同大学院修了。『カラヴァッジョーー聖性とヴィジョン』(名古屋大学出版会)でサントリー学芸賞など受賞。他の著書に、『バロック美術の成立』(山川出版社)、『食べる西洋美術史』、『ウォーホルの芸術』、『美術の力』(以上、光文社新書)、『カラヴァッジョへの旅』(角川選書)、『モチーフで読む美術史』『しぐさで読む美術史』(以上、ちくま文庫)、『ヴェネツィア』(岩波新書)、『闇の美術史』、『聖と俗 分断と架橋の美術史』(以上、岩波書店)、『そのとき、西洋では』(小学館)、『一枚の絵で学ぶ美術史 カラヴァッジョ《聖マタイの召命》』(ちくまプリマー新書)、『聖母の美術全史』(ちくま新書)、『バロック美術――西欧文化の爛熟』(中公新書)など多数。

「2024年 『日本の裸体芸術 刺青からヌードへ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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