人間力を高める読書法 (小学館文庫 プレジデントセレクト た 3-1)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (405ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094700244

作品紹介・あらすじ

“武田節”で名著・話題書を徹底解説

1994年にスタートしたラジオ文化放送の番組「武田鉄矢 今朝の三枚おろし」。毎週月曜から金曜の朝、著者が気になっている一冊をピックアップし、「魚を三枚におろす」がごとく解説する人気番組を書籍化。
『失敗の本質』、『ザ・ラストマン』、『1行バカ売れ』、『修業論』、『持丸長者[幕末・維新篇]』、『狼の群れと暮らした男』など厳選した名著の中から、新しい考え方や人生の真理を軽妙洒脱な切り口で探っていく。
読んでは考え、考えては読む。本との対話から浮き上がる武田鉄矢の思考とセンスが凝縮された一冊。

【編集担当からのおすすめ情報】
序章で武田鉄矢さんは、本書の位置づけについて次のように説明しています。
「ここで紹介する本はすべてボディビル的な本じゃありません。一言でいえばメソッドを伝える本じゃないんです。メソッドばっかりで人生を過ごしていくとむなしいよ」。

武田さんの読書歴の始まりは、高校3年の夏に読んだ司馬遼太郎の『竜馬がゆく』。
「本は、誰かが何か言いたいことがあったり、何か発見したことが書かれているが、その中から、さらに読む者が独自に発見したことが、その人の人生を揺るがすようになっていく」と私たちに訴えかけてきます。
そういった気づきを、武田さんの考え方、センスから感じとれる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 武田鉄矢さんの咀嚼された書籍の数々は、消化過程の感想も含めて理解しやすく興味をそそるようになってしまう不思議な感覚になった。
    特定の本をここまできちんと理解し、伝えていける特技を超えたものが羨ましい。
    武田鉄矢さんは、金八先生なんかやったから頭良いと思われてしまうと言っていた。
    もしそれが本当なら、相当努力して世間の印象を超えたのでは無いかと思う。
    紹介されている書籍全てに興味を持ってしまってやや困っています。

  • 読書のやり方って、最近はほんとに多岐に渡ってある。でも、つまるところ、人それぞれなんだと思う。
    結局、自分のやり方に似たもの、それに賛同できるものしか実践する気にもならないだろう。

    その上で、ありきたりな読書のやり方や、読書のやり方だけでなく、単なる書籍紹介にとどまるものは参考にしたくなかった。

    そんな中で出会ったのがこの本。
    金八先生の書籍授業みたいな印象を持ったので読み進めていった。
    結論として言えば、ラジオで毎回、武田さんが1冊を取り上げて、魚を三枚に下ろすが如く、書籍を紹介するというもの。そのラジオを聴く前に、この本を読み進めていったので、結果として、別の面白みを感じることができた。

    それが、武田さんの考えをもとに、書籍の紹介が展開されているところ。本当に金八先生の国語の授業を体感してるみたい。分野もいろいろなものだから、自分で実際に読んでみたいというものが多かった。
    続編を期待したい。。

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