プロフェッショナルサラリーマン: 「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術 (小学館文庫 プレジデントセレクト ま 1-1)

著者 :
  • 小学館
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094700060

作品紹介・あらすじ

勝ち続けたい人に贈るキャリア戦略の教科書

優れた社会人になる「方法論」が見出せず、空回りしている貴方に。
リストラ候補者から一転、成功をつかんだ著者が贈る「キャリア戦略の教科書」。
プロは仕事を「つくって」「回して」「稼ぐ」/プロは花形部門の行列に並ばない/プロは「バタバタしている」姿を見せない/プロは「事後報告」を上手に使う/プロは本を買うとき棚の隅から隅まで買う/プロは出張に行く前に「報告書」を提出する/プロは会議の書記を自ら引き受ける/プロは社内キーワード検索でトップに名前が出る/プロはキャリアのレールチェンジを考える/プロは群れることに不安を、孤独に安心を求める/プロは一ヵ月の自己投資費用を銀行の封筒につめる……ほか、プロフェッショナルサラリーマンの条件74を初公開!

【編集担当からのおすすめ情報】
プロフェッショナルシリーズは初代の『プロフェッショナルマジャー』から本書まで数えて累計30万部。著者の俣野氏のデビュー作が本書になるが、その後も『一流の人はなぜそこまで、○○にこだわるのか?』(クロスメディア・パブリッシング)や『トップ1%の人だけが知っている「お金の真実」』(日本経済新聞出版社)などヒット作をリリースし続けている。本書はその文庫化第一弾となる。

感想・レビュー・書評

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  • 【感想】
    うーん。
    面白いっちゃ面白かったけど、些かタイトル負けしている1冊だったなぁ。
    あと、読んでいて個人的に心に響く箇所とか、読み終えて心に残るフレーズとかが一切なかったかも。
    全体的にダラダラした構成の1冊だった気がする。
    (もちろんコレは僕の集中力の問題かもしれませんが・・・)

    ただ、プロフェッショナルの定義として作中で書かれていた、
    『プロは仕事を「つくって」「まわして」「稼ぐ」』
    というフレーズは、読んでいて少しグっときた。
    イノベーションと言えば大袈裟かもしれないが、やはり儲けを生み出すシステムを自身で作り出して、それを回転させて利益を長期的に生み出していくというのが、ビジネスマンの冥利に尽きる「仕事」なのでしょう。

    自分は今プロフェッショナルのような働き方をしているのか?
    その名に恥じない成績を出せているのか?

    自身を見つめ直すイイきっかけとなる本かもしれません。



    【内容まとめ】
    1.プロフェッショナルサラリーマンとは?
    一言で言えば、「会社を辞めずに、サラリーマンであることの特権を120%生かして、自分の仕事にやりがいを持つビジネスパーソン」。

    2.プロは仕事を「つくって」「まわして」「稼ぐ」
    与えられた仕事をこなすだけではなく、自分で仕事を新しく創出する。
    そしてつくった仕事を円滑に真っ当させ、利益を生む。
    この3つのサイクルが揃って初めて「プロフェッショナル」と定義される。

    3.グッドな質問として、面接官に直接、「あなたはこの会社で一番好きなポイントはどこですか?」と聞いてみる


    【引用】
    プロフェッショナルサラリーマン


    p5
    ・プロフェッショナルサラリーマンとは?
    一言で言えば、「会社を辞めずにサラリーマンであることの特権を120%生かして自分の仕事にやりがいを持つビジネスパーソン」。


    p28
    ・最悪のコンディションでも、一定のアウトプットを出せる。
    プロフェッショナルは勝負に勝つのは当たり前、本当の使命は勝利して尚且つファンを感動させることだ。


    p29
    ・プロは仕事を「つくって」「まわして」「稼ぐ」
    与えられた仕事をこなすだけではなく、自分で仕事を新しく創出する。
    そしてつくった仕事を円滑に真っ当させ、利益を生む。
    この3つのサイクルが揃って初めて「プロフェッショナル」と定義される。


    p57
    ・アマチュアのうちは、仕事と自己投資に全力投球!
    語学や資格取得のための勉強は基本的に不要で、必要に追われてから短期決戦で手に入れれば良い。
    それよりも、自分にとって費用対効果の高いものに自己投資をすること!
    そちらのほうが将来にわたってのリターンが大きくなる可能性が高い。


    p104
    ・面接の「5つの地雷」
    1.会社のことを調べてこない
    2.できること、やりたいことを言わない
    3.自分の都合ばかりを言いたがる
    4.過去や現状の不満を述べる
    5.質問しない

    逆にグッドな質問として、面接官に直接、「あなたはこの会社で一番好きなポイントはどこですか?」と聞いてみる


    p194
    ・社内でナンバーワンになれるものを探す。
    社内における自分の強みを明確にする。


    p222★
    年齢を重ねても自分の価値を上げ続けるための3つのキーワード。
    それは「時間」「道具」「教育」です。

    「時間」とは、長く働いていることを利用して、参入障壁を築くということ。
    長い時間をかけなければ到達できないところで一定の地位を占める作戦。
    経験の積み重ねや人脈がモノを言うような、一朝一夕には成果を上げられない領域で地位を築く。

    「道具」とは、飛び道具が使えないところに陣取ると言うこと。
    道具はどんどん進化・発展するため、知識は陳腐化し、覚えの早い若者に覆される可能性がある。
    危機意識を持って熱心に勉強すること。

    「教育」とは、若い人に教えることで自分のコミュニティをつくるということ。
    人に何かを教えると、自分がさらに学びを得るので、ひいては自分のためにもなる。
    教育する側に常に回ることで得られるもの、守れるものは想像以上に大きい。

  • わかっているようでわかっていないなという事なんだと思う

  • 『プロフェッショナルサラリーマン』要約


    プロフェッショナルサラリーマンとは、会社を辞めずサラリーマンの特権を120%生かしながらやりがいを持って働く人


    絶対に持っておいた方がいい仕事の考え方。

    ◼︎ポイント1
    プロは上司を「仕事の仕入れ先のお客様」と考える/割り切る。それによって
    上司に人間性や人格を求めなくなる。
    コミュニケーションで悩むことがなくなる。

    ◼︎ポイント2
    プロは自分の「空きスペース」を作れる。
    方法は二つ。
    一つ目は、意味のない仕事をやらない。
    二つ目は、「パッケージ化」自分以外の人にも取り組みやすい状態にすることで任せていく。

    ◼︎ポイント3
    プロは面接で5つの地雷を踏まない
    ①会社のことを調べてこない
    ②出来ること、やりたい事を言わない
    ③自分の都合ばかりを言いたがる
    ④過去や現状の不満を言う
    ⑤質問をしない

  • プロフェッショナルサラリーマン実践Q&A編

    俣野 成敏


    ◆上司
    上司は仕事の仕入先

    評価 上司市場歴史

    上司との関係は永遠ではない

    朝令暮改上司性格みながら自分で仕事の調整 まずは指示後
    目的背景を確認

    昇進はワンランク上のポジションのつもりで仕事

    ◆部下
    自分のbe上げ感謝と目的意識で

    なめられたら緊張感 人間力

    ◆勉強
    課題=目標-現状

    悲観的に計画 楽観的行動

    ◆出世
    世の中のもの受け入れる

    弱み克服より強み伸ばす

    当たり前レベル上げ 例外対応力高める

    ずるい人からも長所学び自分伸ばす

    上司の依頼にプラスアルファつける

    ◆仕事
    陽転思考 もうひとりの自分みつけ陽転思考

    ヒーローインタビュシナリオ

    周囲の反応で自分の長所みつけ

    ◆会社
    礼をいうだけで年上にかわいがられる

    やめるとき
    組織腐っている
    自分がところ得ていない
    成果認められない ドラッカー

    コミュニケーション力はメールで鍛える

    こまったときは誰か最後に助けてくれる ヒーロー

    間接部門価値はノウハウで計れる

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著者プロフィール

俣野 成敏(マタノ ナルトシ)

リストラと同時に公募された社内ベンチャー制度で一念発起。年商14 億円の企業に育てる。33 歳で東証一部上場グループ約130 社の現役最年少の役員に抜擢され、40 歳で本社召還、史上最年少の上級顧問に就任。2012 年独立。フランチャイズオーナーや投資家として活動。サラリーマン時代に副業で出版した『プロフェッショナルサラリーマン』でビジネス書作家デビュー。「仕事術」「お金」「コンディション」「副業」などテーマは多岐にわたり、異分野で10万部超えを3度達成。著書累計は49万部。これからは、サラリーマンでも副業やお金の知識向上が不可欠と実感し、啓蒙に尽力している。ビジネス誌やweb メディア掲載実績多数。『まぐまぐ大賞』を6 年連続受賞。

「2022年 『知らないと損をする税金の話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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