面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと: 会場に行く電車の中でも「挽回」できる! (小学館文庫 プレジデントセレクト え 1-1)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094700046

作品紹介・あらすじ

土壇場で読んで差が出る!面接の強い味方

転職、採用の現場に長らく携わってきた「雇用のカリスマ」が、脱マニュアル面接の極意を、持ち時間に応じて簡潔に指南。テクニックやマニュアルが通じない採用のプロの「本音」が詰まった、本気の就活生必読の一冊です。本書の最大の特徴は「面接を商取引」と定義していること。面接対策は「交渉」に挑むための準備として、何が必要かを説いていきます。会場に向かう電車の中で、最初の章の「自分を知るための5軸」を読むだけでも明らかに結果が違ってくるでしょう。ただ読んで「覚える」のではなく、クイズに答えながら「考える」ことで短時間の準備でも頭に残ります。文庫版には特典として日経新聞での人気連載「就活のリアル」を収録しました。


【編集担当からのおすすめ情報】
著者の海老原嗣生さんは、大人気漫画『ドラゴン桜』(三田紀房)の社会人版『エンゼルバンク』のモデルにもなった雇用のプロです。初の就活指南本が大ヒットし、シリーズ第2弾『2社で迷ったらぜひ、5社落ちたら絶対読むべき就活本』とともに就活本の新定番としてロングセラーになっています。文庫版には特典として日経新聞で1年間にわたって連載された「就活のリアル」を収録しました。

感想・レビュー・書評

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  • 面接の基本かつほぼ全てが詰まっている良著。
    建前的な話やマニュアルのような面接ノウハウは一切なく、面接とはそもそも就職先と個人の商取引であるとしたスタンスから臨むことを説いている。
    企業も面接を受ける人も、互いに不幸にならないための、商取引としてどのような交渉を心がけると良いか、そこに重点が置かれており、大学生にも転職を検討している社会人にも一読をお勧めしたい。
    内容も面接10分前に読んでもできること、1日前に読んでもできること、さらに1週間前に読んでできること、と面接までの時間で行動に移せることが記載されており、非常に読みやすい。
    少し情報が古くなってきてはいる(2010年くらいの本なので)が、企業分析としてどこに気をつけると良いか、基本を知るにはちょうど良い。
    商取引の基礎や自己分析の基礎が簡潔にまとまっているので、転職を検討していない人でも、逆に面接をする側の人にもお勧め。

  • 面接は商取引、○○したい、より○○できる。自分の都合ではなく相手の利益を考える。
    素の自分を出す。なりすましは自分を苦しめてばれる。
    形容詞と空気語は使わない。事実を語る。
    日常のちょっといい話、をする。
    志望軸=業界など、を作る。次にその会社独自の理由を語る。
    女性はスーパーウーマンは参考にならない。係長が複数いる会社。
    不況時は、実力企業を選べるチャンス。無名企業の中に将来の大物がいる。
    人気企業の寿命は案外短い。
    就職氷河期とは、大企業の話し。中堅以下はむしろねらい目。人目に触れにくい。

  • 面接の基本が学べるロングセラー。著者は、女性のキャリアにも詳しいので、企業選択のポイントも解説してくれる。手軽に読めて面接に臨める良書。

    ▼金沢大学での所蔵状況
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BB01448497

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著者プロフィール

雇用ジャーナリスト、経済産業研究所コア研究員、人材・経営誌『HRmics』編集長、ニッチモ代表取締役、リクルートキャリア社フェロー(特別研究員)。
1964年、東京生まれ、大手メーカーを経て、リクルート人材センター(リクルートエージェント→リクルートキャリアに社名変更)入社。新規事業の企画・推進、人事制度設計などに携わる。その後、リクルートワークス研究所にて「Works」編集長に。2008年、人事コンサルティング会社「ニッチモ」を立ち上げる。『エンゼルバンク─ドラゴン桜外伝』(「モーニング」連載)の主人公、海老沢康生のモデル。
主な著書に、『「AIで仕事がなくなる」論のウソ』(イースト・プレス)、『雇用の常識「本当に見えるウソ」』(ちくま文庫)、『面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと』(小学館文庫)、『仕事をしたつもり』(星海社新書)、『女子のキャリア』(ちくまプリマー新書)、『無理・無意味から職場を救うマネジメントの基礎理論』『経済ってこうなってるんだ教室』(ともにプレジデント社)など。

「2018年 『名著17冊の著者との往復書簡で読み解く 人事の成り立ち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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