日本の論点 (小学館文庫 プレジデントセレクト お 1-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094700015

作品紹介・あらすじ

累計部数19万部の大人気シリーズ文庫化!

本書はプレジデント誌の連載記事『日本のカラクリ』及び対談記事から稿を抜粋し、加筆修正しつつ、とりまとめたものである。
日本の政治経済から、日本を取り巻く世界の情勢、刻々変化する時代状況まで、私が一人で好き勝手に論じているということで、『大前研一の日本の論点』という仰々しいタイトルに収まった。
「論点」という以上は読者諸氏が異論のある場合、ご自身の意見を「論点」としてまとめてもらいたい、という希望もある。
トピックは折々の社会事象に結び付けて論じているが、本書で取り上げているような論点は私にとっては目新しいものではない。(中略)過去30年間の歴史を振り返ると、日本を変えるチャンスは3回あった。(中略)では、4回目のチャンスはいつやってくるのか。この30年間で考えれば10年に1度ぐらいのペースでチャンスが巡ってきているので、また10年後にメサイアが登場してくる可能性があるのではないか。そのときまでに、あるいは私はもうこの世にいないかもしれないが、私がいなくても改革ができるように、さらに証拠を積み上げて論点を整理し、法案を練り上げる作業を粛々と続けていくだけである(著者のことば)。

【編集担当からのおすすめ情報】
2年半前に発売され、ベストセラーとなった『日本の論点』がハンディな文庫に。
世界に通用する普遍的な「大前研一の思考」にわずか3時間でたどり着くことができます。

大前/研一
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。マッキンゼー・アンド・カンパニー・インクを経て、現在(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役、ビジネス・ブレークスルー大学学長、ボンド大学経営学部教授。著書に『稼ぐ力』(小学館)『新装版企業参謀』(プレジデント)ほか多数。「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。マッキンゼー時代にはウォールストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネスレビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として拡がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。

感想・レビュー・書評

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  • 読了2 2016/5/26

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著者プロフィール

1943年、福岡県生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号を、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。(株)日立製作所原子力開発部技師を経て、1972年、マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク入社。 以来ディレクター、日本支社長、アジア太平洋地区会長を務める。現在はビジネス・ブレークスルー大学学長を務めるとともに、世界の大企業やアジア・太平洋における国家レベルのアドバイザーとして活躍のかたわら、グローバルな視点と大胆な発想で、活発な提言を行っている。

「2018年 『勝ち組企業の「ビジネスモデル」大全 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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