プリンセスハーツ~これが最後の恋の巻~ (小学館ルルル文庫 た 1-10)

著者 :
  • 小学館
4.10
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本棚登録 : 127
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094521795

作品紹介・あらすじ

パルメニア王冠を目前についにシングレオ騎士団攻略へ歩を進めたルシード。世界会議の舞台で自分の正体を知る他国王たちに挑むジル。"あの夜"の約束を胸に、それぞれの戦いに乗り出した二人だが、大公夫婦のいないアジェンセンにはオズマニアの脅威が迫り…!?さらに姿を消していたマシアスも再登場!ジルとルシードに協力していた理由もついに明らかに…!王宮ラブロマン、いよいよ怒涛の最終章へ突入。

感想・レビュー・書評

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  • オズマニアの策略に反撃。ジル出生の秘密や「墓場」の謎が気になる。同世代に双子多すぎも何らかの理由があるのかな。それにしても「密接」に笑いが止まらないんですけど。

  • シリーズ9作目。

  • あらー!やりすぎでは、、、
    あまりにもこてんぱんにしすぎですよ大公妃よ
    ジギーは2役だったのか
    マシアスも帰れる場があるのが不思議
    いい具合にこんがらがって楽しい

  • こちらの方が先だったのね^^; 『~たとえ遠く離れていても~』を読んだ時に、マシアスがいたり、いろいろと「ん?」と思うことがあったけど、そういうものかと納得していたのですが、やっぱり物語は順を追って進んでいくのですよね。
    先が分かっているぶん、あまり楽しめませんでした。

  • 謎が少し解けたかと思えばそうでもない。それによって新たなる謎が引き起こされる。先が読めないわ。今回も大公妃ジルの頭脳戦お見事です。で、結局キキには会えず終い?再会する時は3姉妹同時?感動の再会を待ってます。

  • ジルの母クラレンシースの謎が明らかに!
    悲しいけれど、強く生きたんだと実感する。

    ジルとルシードは別行動だが、それぞれ成功をおさめる。
    ジルは緻密な下準備の末、ルシードは天性の人たらしをもってして。

    次巻では、〝墓場〟の謎がやっとわかる模様。
    待ち遠しくてしかたがない。
    しかし、双子が多すぎるだろうというのは、読者のみならずジルも思っていたんだとわかって納得。

  • ついに解答編きたー。まだまだ謎は残ってるけど、かなり判明して面白かった!壮絶な人生送ってる人が多い。オズマニアの王に放ったあの言葉が笑ったwというかジルえげつなくて素敵だったわ~

  • ハクランとアレットの話が切なくてとてもよかった。主人公二人は離れてしまってるけど、お互いを思う気持ちが温かい。マシアスお帰りお帰り!!嬉しい。オズマニア親子は凄いひどい目に合われている(特にお父様)が、ジルの手腕に惚れ惚れした。容赦なく格好いい!んで結局姉妹は会えないままなのかな?

  • 離れていてもラブラブしている二人を見ているとニヤニヤが止まらない…。

    ジルの巡らせた作戦が成功し、オズマニア親子をぎゃふんと言わせたところは胸のすく思いでした。「私のルシードを見くびるからです。ざまあみなさい!」のジルが素敵過ぎました。本当にいいコンビですね。仮面夫婦からおしどり夫婦に大変身。

    シリーズを通しての謎も解き明かされつつあって、さらに続きが気になる。

  • 9巻目。
    前巻でせっかくいい感じになりかけたところだったのに、ジルはヴィスタンシア、ルシードはパルメニアのシングレオ騎士団の元へと離ればなれです。

    この巻の最初は、ヴィスタンシアの王様ハクランの回想から入るのですが、これはキキに語った内容なのかな?後半ジルにも語った内容は、同じような内容だと思います。

    ジルとルシードの話がかわりばんこに入るのですが、ジルはオズマニアの親子の策略を見事に低予算で阻止したところは見事です。ルシードもシングレオ騎士団の元で、元の僧兵に戻ったマシアスと再開し、しかもシングレオ騎士団も手に入れることに成功です。男たらしは健在ですね。

    シングレオ騎士団のところにあるエヴァリオットを手に入れることができるのかと思ったのですが、これは無理でした。でも、この剣もジルがミゼルコリドを連れてきたらOKになるのかしら?

    ジルの母と姉妹が実はヴィスタンシアの王妃と王女だってことは、これまでの流れでなんとなく想像はできていたんですけど、ジルは違うんですね。ジルが王女だったら、パルメニアを手中におさめたあとのルシードとの結婚は、問題なさそうなのに。

    あと、ジギーの正体も判明です。
    彼の正体が分かっていたら、オースをはめるのも訳なかったでしょうって感じですが、ルシードがこのことを知ったら、またヤキモチやきそうですね。

    一気に話が進んでますが、次巻では「墓場」の謎とかが解けそうです。
    ジルとメリルローズの関係とか、今のメリルローズがルシードのことをどう思っているのかとか、まだまだ気になるところがたくさん残ってます。

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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