プリンセスハーツ~乙女の涙は最強の武器!の巻~: 乙女の涙は最強の武器! (小学館ルルル文庫 た 1-4)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 142
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094520729

作品紹介・あらすじ

マシアスを救出しようと王宮を抜け出たジル。しかしそれはジルを捕らえるための罠だった。捕まったジルは意志を操られる薬を飲まされ、知られてはならない秘密を口に…!?ルシードはジルを無事に助け出せるのか!?犯人の目的とは一体!?そして、愛妾オルプリーヌの本当の目的がわかるとき、事件は意外な方向へ動き出す!華の王宮は一大事!恋と野望は終わらない。

感想・レビュー・書評

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  • 前巻の続きが気になって一気読み。
    ルシードとジルがお互いの存在を意識し、再確認して少しは進展するのかと思いきや、“管理”って(笑) 
    “天然タラシ”の口説き文句もジルに向けて発せられるのは、まだまだ先なのでしょうね^^
    隠れた陰謀も根が深そうだし謎も多いです。先が楽しみ♪

  • よかった…前回のようなへっぽこ劇場の続きではなくて。
    正直、別の人が書いたのかな?と思えるくらい、ストーリーの展開やキャラクターがブレブレで前回は読み終えて戸惑いました。今回は、一作目を読んだときのように、面白い展開だと感じられました。

    ただまぁ、入れ替わりについてほとんどの人が所作ではわからないほど完璧だとしているわりには、アレルギーだの食の好みなどを全く把握していなくてそこから綻ぶのは不自然ですね。そもそも、双子なんだとしても違う場所で違う生活してればそっくりになんてならないわけですから。…なんていうとこのシリーズ自体否定することになってしまうのかしら。今後もオルプリーヌにしろ谷でのことにしろ関わってくるですからね。

    そして。これも一巻のときから思ってたけど、やっぱり本物のメリルローズもたいがいですよね。キーマ=パパラギがメリルローズにのみ尽くしてることからして、彼のしていることはメリルローズの指示かもしれないことは容易に想像できたので。

    とりあえず愛妾編は終わり。二人の進展…よりは騎士団の面々が気になるかなぁ。もっと活躍してほしい。
    ところで、ジルの泣けない笑えないという契約は……?
    サブタイトルにあるくらいだから、泣けないはずの彼女が泣いたのであれは、それは重要なことになるんでしょうけど…契約に関しては今回何も変化がないのだから、突然泣けるようになったのでは、変ですよね。

  • シリーズ3作目。
    愛妾編完結。

  • もじゃもじゃしてきた
    なんでお姫様はそうなっちゃったんでしょう
    なにがしたいんだろうかのー
    王は大人になってきて嬉しい限り。
    手駒をどうつかうか、っていうのはだれでも悩むところなのかねー

  • 誘拐されたジルの行方を探る為に幽閉中の弟・リドリスの知恵を借りるルシード。リドリスは何でこんな少ない情報で推理できるんだ?頭キレ過ぎるだろ。敵に回したら怖いよ~。怖いといえば愛妾オルプリーヌ、怖いよー。本物のメリルローズも怖い女っぽい。政治的陰謀も相まって目が離せませんわ。唯一の脱力は「管理」(*^m^)ぷぷ。ところでジルって精霊のせいで泣けなくなってしまったんじゃなかったっけ?

  • オルプリーヌの愛妾事件完結。そした、新たな敵というか、敵がはっきり見えた巻でした。いちゃらぶなとこもみれて、おもしろかった(^o^)

  • だんだん面白くなってきた!1巻から不思議な違和感を感じてたんだけど、ようやく気が付いた。「殺害、動機」とかミステリー単語が出てくるからだw

  • アジェンセンを内部分裂させようとする陰謀に立ち向かうジルとルシード。
    ものすごく手の混んだ陰謀により、どんどん追い詰められていく二人に手に汗を握ってしまいました。
    しかし、相手の裏の裏を読むジルと、思わぬ成長を見せるルシードの活躍に引き込まれました。

  • 愛妾事件の解決。前回いいところでお預けを食らってしまったので、貪るように読みました。
    裏があるのはわかっていましたが、とんでもなくきな臭いバックが明らかになってびっくりです。アジェンセンにこれからどんな火の粉がふりかかるのか想像すると恐ろしい!あの三人には頑張ってほしいです。
    そしてさいごのふたりのやり取りに、お…!おお……!?となりましたが、仮面夫婦は伊達じゃない。ジルの発言にルシード同様に肩透かしをくらいました。そんな関係が微笑ましくもあります。少しずつ近づいていく二人の行方も楽しみです。

  • 愛妾陰謀編の後半。

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著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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