ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ (ガガガ文庫 う 1-1)

著者 :
  • 小学館
3.83
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本棚登録 : 700
感想 : 56
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094510799

作品紹介・あらすじ

ロックこと岡島緑郎は、日本の商社マンだったが、南シナ海へ出張中に海賊まがいの運び屋"ラグーン商会"のメンツに誘拐された。あてにしていた会社にあっさり見捨てられた岡島は、一念発起して改造魚雷艇"ブラック・ラグーン号"の見習い水夫に転職。ダッチ、レヴィ、ベニーらの仲間に加わり、アジアの海を駆けめぐることに…。血と硝煙の匂い漂う無法者の街ロアナプラを舞台に、手に負えぬ野獣どもが暴れ回る冒険大活劇、人気大爆発の「月刊サンデーGX」連載作を、巨匠シナリオライター・虚淵玄が完全オリジナルストーリーで小説化!レヴィも驚愕の史上"最悪"な刺客どもが、ロアナプラに上陸する。

感想・レビュー・書評

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  • 良かった!あとがき読むと、なるほどという相性の良さよ。原作の世界観をここまで損ねずにノベライズできるのすごいな、さすがや!
    バラライカも張もかっこよすぎるぜ・・・どうしてもラグーンの活躍が減るけど、むしろこの辺見れたの最高すぎる

  • 7/10. もっと戦いのシーンがあったらいいなとは思ったけど、かなり面白かった。

  • 愉快であり、痛快であり、男はダンディーにエロく、女は扇情的にエロく、あるべきパーツがあるべき所にしっかりと収まった手本のような作品。ディアゴ〇ティーニのような分冊百科で修行した珍妙奇天烈なニンジャが出てきたり(頭領はゲムマ=キ)で爆笑。しかも強い(おツムは弱い)。でも、カッコよくキメるところはしっかりとキメていくハードな面は流石は虚淵玄であると感じるし、広江さんと虚淵さんの出会いも運命的なものを感じるしで、産まれるべくして産まれた虚淵玄のブラック・ラグーンであると賛辞を送るものである。

  • ライトノベル

  • 広江礼威の漫画「ブラックラグーン」をニトロプラスの虚淵玄がノベライズ化したものだが、サイコー!サービスシーンが若干多いかな位で違和感はない。文体もあってる。いくら何でもありの街とはいえ、ロアナブラを上手く料理してる。否、カメラの位置を変えただけでこんな事件も映るんだよって感じ!

  • 数年前.
    監督. (また、あの ”老眼鏡.”が、やってくれたようだな....

    フッフッフ.....)


  • バラライカ様が相も変わらずかっこいい!
    そして、ニンジャは本当にいたんだよ…!

  •  うむ。虚淵玄という人はまじめな人だなと。
     ノベライズという仕事は、どこまで自分に制約をつけるか、自分との戦いみたいなもんがあると思う。なにも情報を付け加えないわけにはいかないが、あまり突拍子もないことはできない。キャラの特徴を殺さないようにしながら、うまく立ち回らせないといけない。そのうえ、オリジナル・ストーリーなんだから、事件の中でなにかしら意外な面も出てこないとつまんない。
     そういう制約がある仕事を、きっちりこなしたなぁと。原作に出てくるキャラは期待を裏切らないように抑えめに。そのぶん、この小説にしか出てこないキャラはやりすぎなくらいこってりと。原作マンガの最新刊に出てくる情報と、このノベライズに出てくる情報に共通点があるので、わりとちゃんとコントロールしたんだろうなとも感じる。前半、くどすぎる言い回しが気になるが、後ろ半分はかなり慣れた。活字表現としてがんばった著者にはちょっと失礼ながら、これをプロットにしたマンガを読みたいなぁと思う。

  • 最近連載が再開したBLACK LAGOONの初文庫版。圧倒的に理不尽な暴力性、血と硝煙の臭い、軽妙ですかした会話、その中に見え隠れするアウトロー達の生き様、虚淵玄は原作の雰囲気を見事に文庫化したなあという印象です。原作ファンであれば難なく楽しめると思います。ただ、ストーリーに関してはちょっと遊びすぎなんじゃないかという感じも否めません。スタンに関する話が面白かっただけに、海賊と忍者は必要だったのだろうかという印象も。原作もメイドが暴れまわったりするので、良くも悪くも原作寄りなのかもしれませんが。続編も刊行されているので、期待したいです。

  • 一気に読めた。
    ブラックラグーンの雰囲気そのまま。
    個人的に虚淵玄の期待度が高かったので、
    ぶっ壊れた信念(?)を持つ敵役を見てみたい!

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著者プロフィール

Nitroplus所属のシナリオライター。小説家。主な代表作は『Phantom PHANTOM OF INFERNO』『Fate/Zero』『白貌の伝道師』。

「2015年 『RPF レッドドラゴン 6 第六夜(下) 果ての果て』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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