がんばれば、幸せになれるよ〔小学館文庫〕: 小児がんと闘った9歳の息子が遺した言葉 (小学館文庫 や 6-1)

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784094081916

作品紹介・あらすじ

「おかあさん、ナオが死んでも暗くなっちゃダメだよ」――。小児がんの中で、10万人にひとりといわれるユーイング肉腫を5歳で発病、9年という短い生涯を閉じた山崎直也くん。病床にあっても両親や弟への思いやりを忘れず、つらい治療や苦痛に耐え“生きること”を決してあきらめなかった。懸命に生き抜いた直也くんが遺した言葉の数々を母・敏子さんが綴った壮絶な闘病記。

感想・レビュー・書評

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  • この手の本を読むのは辛い…でも読んじゃう。で、案の定泣く。
    子供の病気って、本当に辛い…TVとかの特集も辛くて見ていられません。
    生きること、元気にいてくれることそれだけで、こんなに幸せなんだなと。

  • 4度の手術、がんと闘った9歳の少年の姿を伝えたお母さんの手記。ちっちゃな体にこれでもかと病魔がむしばむのは本当に痛々しい。大人の闘病記と比べて、本当に無垢なのが、何かできることはないかと考えさせられます。お疲れ様でした。そんな言葉も外部の人間がかけてはいけないと思うほど、言葉にできない思いを遺してくれた1冊です。私はひとまず、献血できる体に戻さなくちゃ。

  • 916
    ユーイング肉腫

  • この兄弟、私の二人の息子のそれぞれ一つ下です。
    下の子も、来年社会人です。
    幸せなことです。

  • 生きることの意味を再考するよいきっかけとなりました

  • ふと見たTVで心を打たれ、本を読んでみる。

    体験自身は、すごく衝撃的なことだし、
    心に迫ってくるものがあります。

    しかし自分には、文章が何だか響いてきませんでした。
    出版する際に、編集者の方も入って、
    お母さんの書体と混じったせいなのでしょうか?

    素敵な題材だと思うだけに、伝達手段というところで少し残念な気持ちに。。。


    ただ、日々を何となく生きてしまっている人には、
    少なくとも自分はこうして9歳にして大病と闘ったあげく生きられなかった人もいるのだから、
    せっかくいただいている人生、日々を大切に一歩一歩踏みしめて生きていきたいとの思いになりました。

    サッと読めてしまう一冊なので、
    普段本を読まない人にも、いや人にこそオススメの一冊。

  •  涙なしには読めない。死を覚悟した幼い少年の生き様に胸を打たれる。

  • 家族を想う優しさと強さ、そして、今という時間のかけがえない大切さを気づかせてくれる。

  • 配置場所:摂枚文庫本
    請求記号:916||Y
    資料ID:51201085

  • 5~9歳の子供が言ったとは思えないほどカッコいい姿。今、自分の子もまもなくら9歳なので、被ってしまい、胸が締め付けられる。

    でも亡くなられてからの弟の『僕が変わりに…』の言葉は涙が溢れて止まらなかった。

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