ウシジマくんvs.ホリエモン 人生はカネじゃない!

著者 :
  • 小学館
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784093885096

作品紹介・あらすじ

裏社会の最恐経営者と希代の実業家が激突!

裏社会の最恐経営者ウシジマと、希代の実業家ホリエモンが大激突!

「奪るか、奪られるか」ーー弱肉強食の現代社会を勝ち抜く知恵や工夫、実践的な方法を紹介し、「奪られる方」から「奪る方」になるための最短ルートを過激に提案!

「世の中は奪い合いだ。奪るか奪られるかなら、奪る方を選ぶ!」
「目的地を決めるのは道路標識じゃねえ。ハンドルを握ってる運転手だ」
「全人生を賭けて勝負したんだろ?すげーじゃねえか。何もしてねぇー奴よりよっぽどマシだ」
「意志のない奴は悪い人間に利用されっぱなしだぞ?」

ウシジマら個性豊かな登場人物が、人生の岐路でふと漏らす言葉は、リアル社会にも通じるものばかり。作中の名言や名シーンから、「絶対の真理」を読み解き、カネ儲けやビジネス、人間関係、思考など、成功するためのメソッドを具体的に提言!最響の箴言付き!

●小利口になるな、バカになれ。バカは最強!
●真面目は危険。マインドセットにかかるな!
●カネは紙切れ。手に入れるべきは信用!
●権力者の威圧感に「グリップ」されるな!
●デキない仲間との「絆」は大胆に切り捨てろ!

真鍋昌平氏渾身の描き下ろし装画も要チェック!

【編集担当からのおすすめ情報】
『闇金ウシジマくん』について堀江氏は「リアル社会の厳しい現実や人間関係の難しさ、カネや仕事の重み、さらには生きる意味など、そんじょそこらの啓発書よりも読み応えがある作品だ」と言います。

そして、リアル社会に目を向けると、「ウシジマくん」の登場人物のように、「奪られる方」になる可能性が高い人が「ごろごろいる」とも。

私も自分は「奪られる方」の人間ではないと思いこんでいましたが、堀江氏に出会って指摘され、いつ「奪られる方」に転落してもおかしくはないと認識させられました。

しかし、どんな人も、そして人生のどんな苦境に陥った人も、一方的に「奪られる方」にならないで済む方法はいくらでもあると、堀江氏は説きます。

「必要なのは目先のカネではなく、知恵や工夫、そして実践的なメソッドを学ぶこと。それさえできれば、どんなビジネスの成功も引き寄せることができ、人生は必ずいい方への向いていく」。

堀江氏の「生き様」と「頭の中」を、濃密に凝縮した一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 大人気漫画の「闇金ウシジマくん」に出てくる話を元にを、ホリエモン目線で人生論を語る本。
    正直ウシジマくんの話を上辺だけなぞった程度で、あまり深くは踏み込んでおらず、ホリエモンの持論がほとんどだった気がする。。。
    (ウシジマくんとコラボする必要あったのか?売名?笑)

    でも、やはりそこはホリエモン。内容は面白い。
    この人の作品はどれもカリスマ性があるというか、自論を強く主張しつつ相手に共感させる事に長けているように思える。
    書く文章はいつも、
    「俺はそのへんの有象無象と違うんだ」
    「こんな風に考えている奴は愚かなんだ」
    そんな事を辛らつに書き、一定の読者に凄く共感・共振させる。
    そしてそれが、「俺はホリエモンと同じ考えだ!」と錯覚させる事につながる。

    一種の洗脳に近いよね。ホリエモンとは天と地の差があるのに、同じマインドを持っているって勘違いすると言うか。

    以下ネタバレ

    p223
    「人は人のために生きているのではない。
    人は常に、自分のやりたいことのために生きるべきだ。」
    →何のために生きるのか。それを胸を張って声高々に言える人って、どれくらいいるのだろう。永遠の課題だな。
    でも確かに、人の顔色ばかり伺って死んでいくのは無駄だと思う。惰性で人生を消費するのではなく、このテーマについて、文字通り人生を賭けて考えるべきだな。


    p232
    「この世で最も悪い事の一つは、現状維持だ。
    諸行無常がこの世のたった一つの真理。変わり続け、柔軟に対応していくことでしか、私たちは生き残れない。」
    →少し強引な意見だけど、的を射ているのも事実。世の中は変わり続けている。
    現状維持が楽だからつい逃げてしまうけど、少なくとも収入面で勝ち組になりたいなら、避けては通れないよね。
    すさまじいエネルギーや負荷を、どう捉えるか。またそれらにどう立ち向かっていくか。
    そこらへんはとても大切。


    p242
    「大切なのは、他人に与える気持ち。
    相手に惜しみなく与えること。相手の想像を超える何かを与え続けることが信用を得る近道。」
    →「信用を得ること」が第一に大切と仮定した上での話。ホリエモンは自身の作品で事あるごとに「与える」大切さを説いてきている。
    与えるねぇ・・・本当に難しい。僕みたいな凡人は、つい目先の欲に振り回されるし、与えたことで得られるリターンを回収する事にまで手が回っていない。
    しかし、生きていく上で「give」が必要になっているというのは自明の理。リターンを気にせず、少しでもgiveを意識する必要がある!


    まぁウシジマくんとコラボする必要はなかったにせよ、内容は良かった。

  • 今までホリエモンが好きとか嫌いとか特に思ったことなかったのだけどこの本を読んで…「めちゃくちゃおもしろい!」って思ってしまった。

    マンガのウシジマくんをホリエモン流に解説しつつ
    人生とお金を考えるエッセイ本。

    「お金とは自分自身の信用価値」
    「情報弱者の親の話は聞くな」
    「人生のドライバーになれ」
    「GIVE &GIVEで考えろ」
    「バカは最高!」
    などなど…いろんな話がかなりおもしろい。

    なんというか、日本人にありがちな
    「場をよむ」「他人に迷惑をかけないように生きる」みたいな不毛さをばっさり斬ってるのが
    理屈も含めておもしろい。

    って、もうこんなことを言ってる時点で
    すでに私はホリモンに洗脳されてるのか!?

    この本って、岸見一郎さんの「嫌われる勇気」に通じるものがあるんだよね。

    そして余談だけど与沢翼の話には笑った!
    ホリエモン…よっぽどイヤなんだな~。
    ハハハ。

    人生に迷っているそこのあなた!
    この本読んでみてもいいかもよ。
    もちろん「ウシジマくん」も含めてね。

  •  一時期から、本を執筆しよう、と構えなくてもどんどん著書が増えていくようになった堀江さんの本。
    どれを読んでも、今まで語られてきたこと、「お金は信用を数値化したものである」「諸行無常」は貫かれています。そういう意味では、書いてあることはどれも同じ、になってしまいますが、さにあらず。
     切り口や題材が変わることで、堀江さんの、そして読み手自身の新たな接点を見つけることができます。この本でいえば、カネ、それも「借金」との接点。
     
     自分が何かに「つかまれた」状態。自分でものが考えられなくなったり、自分の行動すべてに強い影響をあたえられて身動きがとれない状態が「グリップされた」状態です。

     「カネの本質を知ろう。グリップをふりほどこう。」の一文につきると思います。

     金持ちになること自体を目的にしたり、逆に、金がなくてもできることに目をつぶったり、払うべきでもないものを払おうとして人生を誤る。人ごとの間は笑っていられますが、自分もいつそうなるかわかりません。

     自由であるためには、本質をつかむことが必要だ、と思い出させてくれました。

  • 闇金ウシジマくんが好きなので、気になって読んでみた。
    ホリエモンの本を読むのは、これで十年ぶり2冊目。

    内容に関しては、いつもどおりのホリエモンの主張と
    いう感じ…笑
    日本人の働き方とか、業界人の裏話とか。

    ただ、一応はタイトル詐欺にならない程度には、闇金ウシジマくんに沿って、話が羅列される。
    無職くんとか、洗脳くんとか、原作の人物に関して、こういう人いるよね〜という話しぶり。

    ホリエモンを未読で、なおかつ彼の主張がフィットしそうな読者にはオススメ。
    逆に、ホリエモンを知る人がわざわざ読むほどではないかな。

  • カネは手段であって目的ではない。響くワードだけど、響いただけではダメなんだよな。思考を止めず、今を最大限に生きる。そんな人生にしたい、いや、する!


    説明
    内容紹介
    裏社会の最恐経営者と希代の実業家が激突!

    裏社会の最恐経営者ウシジマと、希代の実業家ホリエモンが大激突!

    「奪るか、奪られるか」ーー弱肉強食の現代社会を勝ち抜く知恵や工夫、実践的な方法を紹介し、
    「奪られる方」から「奪る方」になるための最短ルートを過激に提案!

    「世の中は奪い合いだ。奪るか奪られるかなら、奪る方を選ぶ! 」
    「目的地を決めるのは道路標識じゃねえ。ハンドルを握ってる運転手だ」
    「全人生を賭けて勝負したんだろ?すげーじゃねえか。何もしてねぇー奴よりよっぽどマシだ」
    「意志のない奴は悪い人間に利用されっぱなしだぞ?」

    ウシジマら個性豊かな登場人物が、人生の岐路でふと漏らす言葉は、リアル社会にも通じるものばかり。
    作中の名言や名シーンから、「絶対の真理」を読み解き、カネ儲けやビジネス、人間関係、思考など、
    成功するためのメソッドを具体的に提言! 最響の箴言付き!

    ●小利口になるな、バカになれ。バカは最強!
    ●真面目は危険。マインドセットにかかるな!
    ●カネは紙切れ。手に入れるべきは信用!
    ●権力者の威圧感に「グリップ」されるな!
    ●デキない仲間との「絆」は大胆に切り捨てろ!

    真鍋昌平氏渾身の描き下ろし装画も要チェック!

    【編集担当者からのおすすめ情報】
    『闇金ウシジマくん』について堀江氏は「リアル社会の厳しい現実や人間関係の難しさ、カネや仕事の重み、
    さらには生きる意味など、そんじょそこらの啓発書よりも読み応えがある作品だ」と言います。

    そして、リアル社会に目を向けると、「ウシジマくん」の登場人物のように、「奪られる方」になる可能性が高い人が
    「ごろごろいる」とも。

    私も自分は「奪られる方」の人間ではないと思いこんでいましたが、堀江氏に出会って指摘され、
    いつ「奪られる方」に転落してもおかしくはないと認識させられました。

    しかし、どんな人も、そして人生のどんな苦境に陥った人も、一方的に「奪られる方」にならないで済む方法は
    いくらでもあると、堀江氏は説きます。

    「必要なのは目先のカネではなく、知恵や工夫、そして実践的なメソッドを学ぶこと。それさえできれば、
    どんなビジネスの成功も引き寄せることができ、人生は必ずいい方への向いていく」。

    堀江氏の「生き様」と「頭の中」を、濃密に凝縮した一冊です。
    内容(「BOOK」データベースより)
    カネ儲け、ビジネス、人間関係、思考etc.奪るか、奪られるか!岐路に立つあなたを成功に導くメソッドが満載。“最響”の箴言付。

  • 実業家の堀江貴文氏が漫画「闇金ウシジマくん」のストーリーからお金の本質や人間関係についての考察を書いた一冊。

    氏の鋭い指摘とお金の本質をあぶり出している部分は非常に刺激的で、実際の事件をモチーフとして書かれているウシジマくんのストーリーと絡ませての解説はより説得力のあるものになっていると感じました。
    万人受けするものではない氏の考え方ですが、共感できる部分もあって考えさせられるところも多くありました。

    漫画自体は名前は知っていますが、作品は見たことがないので本書で世界観を知ることができました。また、人気漫画のONE PIECEとの比較も面白いと感じました。

    漫画が表現する人間の本質に興味が増しただけでなく、流されることなく自分の意思を持って生きることや騙されないために有益な情報を取得するように努めること、そのなかでおカネの本質である信用を積み重ねていくことが大事であると本書を読んで感じました。

  • お金は全てではないが、何をするにもお金が必要。ウシジマ君、面白いね。

    お金を目的に働くのはよくない!

  • とりあえず動け!自分が何がしたいかかんがえろー的な感じで好きです!

  • 漫画『闇金ウシジマくん』のセリフやキャラクターたちを引き合いにして、堀江貴文さんが人生や仕事について語る本。

    ”もし自分が満足できない、納得できない環境の会社に勤めているのなら明日、いや今日にでも辞表を出そう。”(P23より引用)

    こんなふうに力強いメッセージがこれでもかというほどに詰め込まれていた。そして勢いだけではなく、たしかにホリエモンさんの言う通りだわ、と納得できる内容だった。すごい人だな、ホリエモンさん。

    ホリエモンさんは与沢翼氏を好きではなく、小学校の休み時間のドッジボールを嫌い、両親と適度な距離を置く。そしてダルビッシュ氏や本田圭佑氏、手越祐也氏を評価する。
    考え方がブレないで、行動が一貫しているから、自信を持って決断できるんだろうな。
    ホリエモンさんほど力強く生きていきたいとまでは思えないけど、彼の自信を羨ましく思った。

  • 過去のホリエモン作に書かれている以上の話はない。

    無駄に漢らしさを言い訳臭く書く癖が少々見苦しい。

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著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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