- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093884952
作品紹介・あらすじ
子どものときはしっかり子どもをしよう!
"世界でもっとも楽しい幼稚園"ともいわれる幼稚園が、東京・立川にあります。
その名は「ふじようちえん」。
ドーナツ型の不思議な園舎。
子どもたちはその屋根の上で歓声を上げながらぐるぐるかけまわります。
園長先生の想いを整理し、ディレクションしたのはクリエイティブディレクターの佐藤可士和さん。
園舎のデザインを手がけたのは手塚貴晴さんと手塚由比さんです。
この手塚さんが海外のプレゼンテーションイベント「TEDトーク」で、この園を紹介したところ、
世界中から視察が連日殺到。世界的にその名が知られたのです。
園長先生の加藤積一さんはとてもユニーク。
「子どもは自らを育てる力をもっている」というモンテッソーリ教育をベースに、
自由な環境の中、自ら選び自ら行動する子どもになってもらいたいと日々奮闘しています。
「子どもは自分のできる限界を知っている」
「雑音の中での集中力こそが一生使える集中力」
「子どものときしっかり子どもをすると、しっかりした大人になる」…
園長先生の金言とともに、
園長先生しか知らない「ふじようちえんのひみつ」を紐解きます。
感想・レビュー・書評
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子どもにとって環境とはとても大事だ。
子どもは走るし、走りたい。この楕円形の園舎、最高です。(語彙力)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
園舎が特徴的なふじようちえんの保育についてのお話。
この環境はとても羨ましい〜佐藤可士和プロデュースなんですね。知らなかった!
考え方が自分とは違う部分もあり全部手放しで「これが正解!」とは言えないけど、そのくらいのスタンスで読めるのが良いと思っている。
モンテッソーリ教育ちょいちょい目にとまるので気になってるんだろうな。1回ちゃんと学んで良いとこどりで生かせたらとても良さそう。
この園長のスタンスや考え方はとても好きだし、この人は信用できるなと思った。
これだけのことをすると、職場としてはどうなんだろう?職員の負担は大きくないのだろうか?というのも、同業者としては気になるところ。
その分人手もあるし、福利厚生も手厚そうな印象ではあるけれど。 -
肝心なモンテッソーリ教育についてよくわからなかった
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立川にある、世界が注目する幼稚園「ふじようちえん」についての一冊。はじめて園長先生の話を聞いたのは2009年の年末だったっけ。その頃からおもしろい取り組みをしてる幼稚園があるんだな、と思ってたけど改めて読んでみて、すごい幼稚園だなと。どこかで一度見学できるといいな~と思いました。モンテッソーリ教育についても「なるほど」と思う部分も多くて、こういう幼稚園で子どもがどんどん成長していく様子を見れたら、親としては本当に嬉しいだろうと思いますね。何気にこの幼稚園に通わせている親御さんの知り合いも何人かいるので、今度会ったら預ける側の親としての印象も聞いてみたいと思いました。