- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093884921
作品紹介・あらすじ
百歳医師が語る「悩まず元気に生きる秘訣」
百歳の現役医師・高橋幸枝先生が、悩まず元気に生きるヒントを伝授します。健康の秘訣は、毎日の階段の上り下りに、毎晩1合の晩酌。お酒は80代から始めました。頭の健康には「数独」。難問もなんなくクリアできます。「認知症対策には日記がいい」「けがで入院したら、『年だから無理しない』など思わずにがんばってみる」など、実体験から得た具体的なヒントが満載です。
またシニア世代の読者のために、1章を割いてメッセージを掲載しました。シニアの方の中には、家に閉じこもっている方も多いようですが、高橋先生は70代では海外を飛び回っていたし、80代から苦手だった絵画を習い始めたそうです。「80歳以下なんて、若いのだから何でもできるわよ」と発破をかけてくれます。
さらに、人生のしまい方についても言及。思い出の品を手放すことの意義や、90代の知人が遠方より一人で訪ねてきてくれた経験から、友人と会っておくことの大切さなどについても語りました。
あれこれ実践したくなるヒントが満載の、読めば若返った気持ちになる1冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
百歳の現役医師・高橋先生の元気の秘訣が読みどころであるのはもちろんですが、、本書では高橋先生のこれまでの人生も語られており、この部分も見逃せません。
高橋先生は、もともとは海軍省のタイピストで恵まれた生活を送っていました。ところが、ある牧師さんに感化されて退職、ボランティアの仕事を手伝うようになり、さらに一念発起して、30代半ばに医師となりました。どんな人生を歩んできたのか。ぜひ本書でお確かめください。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
いやはや、100歳を過ぎたお医者さんに、「少しぐらい無理した方が良いのよ」とか言われちゃったら、敵わないなと思う以外に何ができるだろう?
読者に無理を強いるのではない。
そっと送り出されるサジェスチョンは、苦笑いと共に心地よく心に残る。 -
p87
結局、じつは最初からおもしろい仕事
などというものはなくて、
つまらない仕事を積み重ねているうちに
楽しくなってくるのではないでしょうか。
今の私があるのは、
毎日の雑用を一生懸命やった
結果だと思っています。
p136、137
今、自分が置かれている環境の中で
何ができるかを考えるのも
悪くはないと思います。
なんとかしようとがんばっているうちに、
自分のやるべきことが見えてくる
ことだってあるでしょう。
「人事を尽くして天命を待つ」
まずは、目の前にあるやるべきこと
を始めましょう。 -
100歳の現役女医さんの話。肩肘張らずにでも、時々ハッとするようなステキな言葉が散りばめられていました。
-
いつまでも、興味を持ち、チャレンジする心が大事
-
高橋幸枝 著「そっと無理して、生きてみる」、2017.9発行です。「無理しないでくださいね」の言葉に、(心の中で)「ちょっと無理しないとダメなんですよ(そうしないと歩けなくなっちゃう)」とつぶやいているそうです(^-^) 参考になることばかりです。①食事は、食べたいかたべたくないか、これだけ ②日本酒を飲むひとときが明日への活力、つまみは茗荷と鰹節 ③50代で楽しかったことを5つ挙げてみよう ④長い間会っていない知人・友人を訪ねる ⑤「死の覚悟」なんて、できるわけがない。理想は「眠るように死ぬ」こと。