- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784093861137
作品紹介・あらすじ
10年経ったら、いっしょになろう-。若き女性ピアニストと花火師の恋は、突然終りを迎えた。それから十余年。伝説の「恋する花火」と「恋するピアノ組曲」が残った-。「天国の本屋」第三弾。
感想・レビュー・書評
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『天国の本屋』第3弾。
ピアニストと花火師の恋物語を中心にストーリーが展開していく。
このシリーズは好きです。第1弾もぜひ読みたい…。
このストーリーは泣きはしなかったけど、いいセリフでいいこと学べました。
ピアノを弾くとき、本を朗読するとき、誰に聴いてもらいたいかを考えること。
相手の思いを感じとりながら演奏することが大事だということ。
合唱もそうだよね。相手と話すときも。
思いは口ほどに相手に伝わる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
口コミで火がついたという「天国の本屋」シリーズの最新版。
このシリーズの装丁はとてもやさしいタッチのイラストとでつい手にとってしまう雰囲気です。
第三弾の「恋火」はオビの下にストーリーの鍵となるピアノの絵が墨絵タッチで描かれていてステキです。
話がやさしくほっとしてしまうのはもちろんですが、私が惹かれたのはなんといっても、この現実と天国の関係(システム)。
ほんとに、この本のように天国でも普通の生活があって、心残りがあっても、「ヤマキ」のような保護士のような人がその心残りを昇華する手伝いをしてくれたりしたら・・・
大事な人を見送ることになっても、自分があとに大事な人を残していくことになっても、そんな天国があるのなら少し救われる気がする。
「ヘブンズ・ブックサービス」の朗読のサービスはすごくステキ。 -
天国の本屋シリーズの第2弾?
前作同様、アロハシャツを着た老人に主人公は天国の本屋へ連れて行かれ、書店員として読み聞かせをする。
タイトル通り、本作は恋と花火がテーマ。
主人公はアマチュアのピアニストで、尊敬する女性ピアニストやその娘と関わっていき、天国と現世を超えた奇跡をピアノで奏でる。 -
天国の本屋シリーズは安定の良さ。ちょっと泣きそうになった。音楽の話が混ざってると弱い。
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心が温かくなる本。
健太の本来の気持ち、生き甲斐を見出だしていくところが印象的。 -
これまでの事を反省してちゃんと説明してから連れてきたのに、酔ってたから忘られちゃうなんて。手引きは必要。
ナカタさん本当にMBA取ったのかな?
健太が翔子を香夏子が瀧本の傷を癒やしていくことで、自分自身も成長していくのが良いな。
完成した曲と花火聴いてみたいし、見てみたいな。 -
これって第三弾だったんですね。
今回の話はいい!
香夏子の描写が目に浮かぶようで。
最後の出会い方がちょっとありきたりな小説の終わり方みたいだったけど、心があったかくなる本でした。 -
お話が途中でなんとなく読めちゃうけど、
それでも続きが気になるお話。
ほんわかした気分にさせてくれます。
映画もみたいなぁ。 -
ずっと前に映画をみて、多分そのすぐあとにこの本も読んだハズです。古本屋でふと目について、購入しました。久石譲のsummerを聴きながらの読了です。
天国のピアニストと商店街の花火大会の企画者の出会いで締め括られたあとの世界に想いをはせたくなる一冊でした。 -
このお二人の本は全部好きだけど特に好き。