- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091792389
作品紹介・あらすじ
谷口ジローが最後に遺した未完の長編
2017年2月、惜しまれつつこの世を去った漫画家・谷口ジロー。彼が闘病中も描き続けた未完のオールカラー長編。世界中で絶賛されたその描線、命を懸けて描いたその物語、その見果てぬ夢。谷口ジローは、この作品の中で、今も生き続けている。
【内容】
わたる少年は両親の離婚がきっかけで、山間の村に住む祖父母の家で育てられる。友達と裏山で遊んでいると、わたるは不思議な声を聞く。まるで森の木々が自分に話しかけているような声を―――
谷口ジローが闘病中に遺した二つの未発表作品、
『光年の森』『いざなうもの』二作同時発売!!
【編集担当からのおすすめ情報】
谷口ジロー氏が最後に遺した二つの未発表作品、
『光年の森』『いざなうもの』二作同時発売!!
関川夏央氏、久住昌之氏、夢枕獏氏の追悼文を巻末に収録。
感想・レビュー・書評
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未完成。絵本のように自由な版画。
作者が未来に持っていったもの。
きっと違う形で、違う誰かが、
違う世界で語っていく。いつか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まんが
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谷口ジロー『光年の森』小学館。
2017年2月に惜しまれつつ亡くなった谷口ジローの未完の絶筆作品である。柔らかいタッチで丁寧に描かれたオールカラーの素晴らしい画。谷口ジローは漫画或いは劇画の頂点を極めながらも、さらなる高みを目指していたようだ。
第1話の『森の声』は完成されていたが、第2話の『発掘』は絵コンテのみだった…続きが読みたかった…
これが谷口ジローの最後の作品か…残念でならぬ。