- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784091791801
作品紹介・あらすじ
西原理恵子のマンガ絵本シリーズ第1弾
朝日新聞に掲載されて評判となった「いじめられている君へ」への寄稿文を絵本化しました。オールカラーの絵本です。
感想・レビュー・書評
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タイミング
読むタイミングを考えています。低学年はよくわかっていない、いたずらないじめが多いのでまだ早いかな。4年生以降、本格的ないじめがある前にタイミングをみて読んであげたい本です。いろんな対策方法を知っておく、知る必要がある良本であり、後半にある作者のパートナー戦場カメラマンからのメッセージは戦場にいたからこそわかる子供心を解りやすく描いてます。いまの日本の子供こそ戦場になっているのかもしれませんね。親は子供に無理強いさせてはいけないことがわかります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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「大人総出で考えないと。」
どうすれば、そう言う雰囲気と言うか、土壌と言うかが出来るのか。そのためには積極的に関わっていきたい。。。「大人総出で考えないと。」
どうすれば、そう言う雰囲気と言うか、土壌と言うかが出来るのか。そのためには積極的に関わっていきたい。。。2013/03/15 -
何でもかんでも「全部大人が悪い!子供は巻き込まれているだけ!」と言うのは好きじゃないんですが、大人が子供に与える影響の大きさを考えると、(自...何でもかんでも「全部大人が悪い!子供は巻き込まれているだけ!」と言うのは好きじゃないんですが、大人が子供に与える影響の大きさを考えると、(自分も含めた)大人が子供の前でどのように振舞っているかを正さねばならないなあ、と。
学校の先生だけじゃなくて、全ての大人が子供に関わってはいるはずなんですよね。2013/03/19 -
「全ての大人が子供に」
仰言る通りです。普段の生活で、周りの子ども達に恥じないようにします。。。とは言え、朝早く夜遅いので子どもを見掛けない...「全ての大人が子供に」
仰言る通りです。普段の生活で、周りの子ども達に恥じないようにします。。。とは言え、朝早く夜遅いので子どもを見掛けない毎日です。。。2013/04/30
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うつくしいのはらの世界感がすごい!おそるべし西原ワールドです。
いきることとは
悲しみとは
を感じてしまうお話です。 -
「どんな紛争地でも年間三万人も死んでいません。
そんなに多くの人が自殺する国は日本だけです。
この国は形を変えた戦場なんです。」
いじめをうけ誰にも相談できず悩んでいる人への「とにかく生きて」というメッセージ。
「辛い思いをしてまで学校に行かなくていい。
16歳まで生き延びて。
たくさんのあなたを自由にする道があるから。」
そう西原さんは呼びかけます。
同録の「うつくしいのはら」では字を習いなさいと何度も訴えています。
一見すると相反することを同じ本で訴えているように思えますが、
それはいつ学ぶか、という時期だけの違い。
学校で学べることは多いけど、その多くは大人になってからでも学べるもの。
ちょっと回り道はしてしまうかもしれないけれど、生きてさえいれば学べる時間は手に入るし、
必ず笑顔で過ごせる時間がやってきます。
心の奥に響きわたる西原さんのメッセージが、一人でも多くの悩んでいる人々のもとに届くことを願います -
ある意味、「生きる悪知恵」の子供版かも。
世の中、正しいことがいいことだ、という風潮があるが、本当に大事なのは、幸せかどうか。
そして、幸せになるための第一歩は、生き延びること。
そして、自立して自由になって、自分の生きたい人生を生きること。-
「自分の生きたい人生を生きること。 」
そんな風に短絡的なコトじゃないと思う。必ず「揺り戻し」があるから、、、じゃぁ何が良いんだ?って問われ...「自分の生きたい人生を生きること。 」
そんな風に短絡的なコトじゃないと思う。必ず「揺り戻し」があるから、、、じゃぁ何が良いんだ?って問われても答えられませんが。。。2013/02/28
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杉並区立図書館でなんとなく手に取ってみた本。
いじめられている子どもがいたら
必ず読んでもらいたい一冊だ。
「どんな紛争地でも年間三万人も死んでいません。
そんなに多くのひとが自殺する国は日本だけです。
この国は、形を変えた戦場なんです。」
「お金を稼ぐということは自由を手に入れること」
胸が熱くなった。
自由を手に入れるためにお金を稼いで
もらうばかりの人生から抜け出したい。
西原理恵子さんの本はこころに響くものばかり。
もっと色んな本を読んでみたい。
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いじめられている子ども、生きにくいと感じている大人、全ての人、私、家族。生きのびてほしいと願います。
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図書館でたまたま手に取った本。
すべてのものに立ち向かう必要はなくて、
上手に逃げる方法を選んだ方が
きっとうまく生きることができる。
生まれてくる子どもが苦しそうにしてたら、
そっと渡してあげたい。
西原さんの夫についても書かれており、
なんとなく手に取ったけど、
とっても良い本だった。 -
こどもでもすぐに読めるマンガ風の絵本。だが内容は本当に深い。
「人にものをもらわずに生きる」
戦争と貧困の中で生きる人の、生の言葉だと思った。
いじめられているこどもには「16歳まで生き延びて」。その後は、通信制高校、フリースクール、高認試験、たくさんのあなたを自由にする道がある、と。
また「自由は有料」で、「お金を稼ぐということは自由を手に入れることです」という言葉が心に残った。