ポーの一族(1) (フラワーコミックス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 259
感想 : 40
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091300010

感想・レビュー・書評

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  • パンパネラとして少年のまま永遠を生きることになるエドガー。
    彼は寂しさから愛する妹を、アランを仲間にしてしまいます。
    それはカレの新たな苦悩のはじまりなのでした。
    美しい-カレラに、漂う寂しさに・・。
    酔いしれる事間違いなし!大好きな作品です♪

  • オムニバス形式の話が時代を前後しながら語られていく萩尾望都の代表作。吸血鬼の定義を精力を吸うと作中で語っているのも面白い視点。コレ以降その視点を受け継ぐと思しき作品も多く出た影響ははかり知れない。
    金字塔と呼ぶにふさわしい作品。

  • さすが一時代を築いた人だよなぁ。読んだあと、しばらく現実世界に帰れない

  • 邪な話、私のシスコン好きはここが原点だと思う。
    コミックス自体は経年で表紙とかぼろぼろになったけど、お話は褪せない。傑作。

  • この作品群は一遍の美しい純文学であり、
    その精神世界は漫画を超え、時を越え、数多くの作家や映像に多大な影響を与えた原点となる作品です。

    アン・ライスの「夜明けのヴァンパイア」は萩尾作品からヒントを得たのか‥? 時を超えて私の宿題となっているが発表された年代からしてアン・ライスが模倣したのだと思います。
    ブラッド・ピットの演じたハリウッド映画の「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」もこの作品の模倣でしょう。ここまでパクられると気持ちいいです。
    世界に影響を与えた萩尾作品。美しいヴァンパイアの苦悩と葛藤‥。
    その着想の奇抜さと、萩尾先生の繊細な感性。
    今もなお輝き続ける、後世に残したい不朽の大作です。

  • 母は本が好きでマンガも好きだったので色々あります。
    その中でも私が1位2位を争うほどに好きなマンガ。
    知り合いの方でお好きな人もいたのでよくこの本の話をしてました。

  • 萩尾先生の本も幸せな事に物心ついた時から私の周りにありました。
    ありがとう、お母ちゃん。


    エドガーの生き方、彼の人生、思考。。。。
    ああ!!!!!

    と身悶えしてしまいます。
    絵が映画の様な構図でとても素敵なんです。
    人間の動きがなめらかで無理がないのに踊るようなんです。
    話が前後しながらもきれいにつながってて矛盾がないんです。

    たからぼん!!!

  • エドガー、アランでポーの一族、元ネタがわかった時には卒倒しました。

    幻想的で耽美的な時間を超えた旅するヴァンパネラのお話ですね。
    言わずと知れた名作です。

    「さようなら バラの咲く村 ポーの村」
    この五七五のフレーズが忘れられません。

    何度も読み返してしまう、素敵な作品です。

    ちなみに、1巻だけはオリジナルのフラワーコミックス(初版ではない)で持ってます。

    エドガーとアラン、どちらも好きです。

  • のっこの中の吸血鬼=はかないという像はポーで確立された

  • 自分にとって最高峰にある少女漫画の一つ。
    絵の美しさ、世界観、吸血鬼漫画の傑作だと思う。

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著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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