日本国憲法 (小学館アーカイヴス)

著者 :
  • 小学館
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本棚登録 : 213
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784091054395

作品紹介・あらすじ

『日本国憲法』、まず読んでから考えよう

1982年、大きな活字と29葉の写真とともに、日本国憲法(昭和22年5月3日施行)の原典を、「読みやすく楽しく手に取れるように」と企画・発行され、これまで37刷92万部のベストセラー&ロングセラーの単行本『日本国憲法』を、軽装版にして、求めやすい価格で刊行する企画。
現行憲法制定から66年、私たちが拠り所としてきた「日本国憲法」を改正しようということが、この夏の参議院議員選挙の争点となりつつある。まずは96条の改正条項を改正し、そののち自主憲法を制定しようという動きである。戦争の放棄を明記した「日本国憲法」は世界に誇る平和憲法として知られてきた。その誇るべき条文も含めて、所与の憲法は、現在の世界状況にそぐわないという。国家権力を規定し、基本的人権を保障した現行憲法を、ここで変えるのか変えないのか。これはとりもなおさず日本という国の存在そのものが問われているのである。日本のこれからを考えるのに、まず「憲法」にはなにが記されているか読んでみてから考えることが肝心なのでは。読んで、考えて、また読んでみる。一家に一冊、必備の『日本国憲法』、まずは軽やかなデザインの本を手に取ってみてください。

感想・レビュー・書評

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  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:323.14||N
    資料ID:95170017

  • 日本国憲法の全文に、鮮やかなカラー写真を挿入。
    解説があるわけではないが、読みやすい。お子樣向け?

  • 原典に忠実に読みやすくした日本国憲法。ごく短時間で読める。2ページごとに「写楽」編集部による美しい写真が入っているのがとても良い。今でも戦争が起き、女の子が学校に行きたいというだけで頭を撃たれるような国がたくさんある中で、こんなに崇高な理想を掲げた憲法をもつ国に生まれたことを本当にありがたく思うし、襟を正して生きたいと思える。理想であるがゆえに論争も起きるのだろうけど、そういうことは抜きにして読めば色々な悩みがちっぽけに思えるかも。500円。小学生高学年から。たまに読み直したい。

  • 一度通読することで内に入り
    憲法というものを内側から見ること

    国民であれば周知の事実として
    話が進められていくのであろうが
    実際はどうなのだろうか?

    といっても
    法学を(憲法を)学んだことのないものが
    一度通読したり、成立経緯や背景などをざっと知ったり
    、解説してもらうことで身につけた(?)知識(?)というものでよいのだろうか?

    憲法について知りたい」と言う方々もいるだろう
    その動機はまちまちだろうが、
    いまの社会的論題に挙げられている故に
    必要性を感じつつあるのは
    決して少数の人々だけではない気もする。

    国の方針が決まる主要因であるがために
    戦略としても軌跡としても
    より広く遠く視野に入れて考えたいものでもある

    ただやっぱり、ぱらっと通しただけじゃわかんないや..

  • みずぽんからの誕生日プレゼント

  • 赤坂Lib

  • ★★★★☆
    日本国憲法を解釈なし、そのまま載せています。
    ただしルビがあり、語句の注釈がついています。
    版も大きく手にとりやすい。
    まず、全体を通してどんなことが書いてあるか、最初の一冊によいかなあと。
    目休めの写真あり。主張があるとすれば、この写真のセレクトかな。
    (まっきー)

  • 数年前の憲法ブームで、本書を書店やコンビニで目にして、いつか読みたいと思っていた。
    勉強していて憲法を参照することがあり、ネットで確認していたのだけれど、ある日ネット環境が悪くなって、とても困った。
    冊子であると便利だと思うようになり、書店で取り寄せてもらって購入した。

    昭和21年11月3日公布、昭和22年5月3日施行の日本国憲法の本。
    現代かなづかい、ルビつき、カラー写真入り、語句解説の柱あり。
    巻末には、大日本帝国憲法と、日本国憲法の英訳がついている。

    前文から改めて読むと、かっこいい。
    ところどころで、私たち国民を守るための憲法なのだと感じられる。
    第五十七条の秘密会や、第八十二条の非公開の裁判が気になる。
    問題視されている条文もあるけれど、第九・十章があるから心強い。
    カラー写真には岩合さんの猫の写真もあるなど、全体的に昭和の懐かしい感じがする。
    撮影年の記載があるともっと良かった。
    全体的にとても読みやすく、購入して良かったと思う。

  • ずっと昔、この本、持ってた。
    その時は、便利な本だと思って本棚に並んでて、特に何も思ってなかったけど、いつの間にか、どっかへ行ってしまった。

    2014年5月。コンビニで、これを見かけ「あー懐かしい本だなー」と思い、ちょうど今、憲法が問題になっている時期でもあり、子供に見せようと思って、その場で購入。

    で、子供が義務教育のことについて話していたので、ジャストのタイミングだと、この本を開いて、子供に見せようとしたら・・・・その次のページに家族全員がお風呂に入ってる写真が載ってて・・・・・・・アレ???コレって、現在の法律に違反してるんじゃ??????
    と思い……子供に見せるのを中止して、大人同士で、この本って子供に見せて良いのか?と話し合いになった。

    結果として、これは子供に見せられないのではないか?っつーか、これって、単純所持だけでも逮捕されるやつじゃないのか?って話になったんだけど……。

    現在の法律では、これは、売ってはいけないのでは?????????

    小学館は、家族で風呂入ってるページだけ削除して売れば良いのに、分かっているのか?
    というより、分かってて、わざとやってんのか?

    法律的にはどうなの?

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