消えた甲子園 2020高校野球 僕らの夏

  • 集英社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087880519

作品紹介・あらすじ

新型コロナウイルスの影響で史上初めて、春・夏ともに甲子園が中止となった2020年。
特別な夏、球児たちが刻んだ「僕らの証」とは? 朝日放送テレビ「僕らの夏 2020高校野球」取材班だから見つめることができた、球児たちの感動ドキュメント!

春のセンバツ、各地区の春季大会の中止に続き、部活動自体も自粛せざるを得ない緊急事態が続きました。夏の甲子園の中止も決まり、彼らの夢であった甲子園出場という大きな目標は消えてしまいました。
そんななかで、球児たちは何を思ったのか?
どうやって、重苦しい日々を耐えたのか?
朝日放送テレビの『僕らの夏』制作スタッフが取材した球児や家族、関係者の思いをこの本に込めました。放送できなかったさまざまなエピソードもここにあります。彼らの表情を思い浮かべながら読んでいただければ、これほどうれしいことはありません。ぜひ、球児たちの『僕らの証』を感じてください。(はじめに、より一部抜粋)

※掲載順
智弁和歌山(和歌山)/仙台育英(宮城)/帯広農業(北海道)/智弁学園(奈良)/聖光学院(福島)/磐城(福島)/天理(奈良)/日本航空石川(石川)/鳥取城北(鳥取)/履正社(大阪)/花咲徳栄(埼玉)/大分商業(大分)/仁川学院(兵庫)/平田(島根)/山梨学院(山梨)/岡山県共生(岡山)/阿波(徳島)


【第1章】ヒロド歩美が見た 2020年の高校野球
【第2章】球児を奮い立たせた家族の力
【第3章】甲子園が消えた夏に求めた 「心の中の甲子園」
【第4章】球児を支えた仲間の絆
【第5章】白血病から復活へ
【第6章】球児を育てた地域の力
【第7章】それぞれの「最後の夏」
【第8章】甲子園交流試合 熱戦譜

感想・レビュー・書評

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  • 私の人生でワースト一位は東日本大震災です。
    阪神淡路大震災から今日で26年
    それも大変だったけど、
    自分の辛さは前者が圧倒的。
    思い出しても涙がでる。
    神奈川県民の私でも。

    なのに、福島県聖光学院の野球部斎藤監督は
    夏の選手権大会と地方大会の中止が発表されて
    「私自身の人生の中でも、ワースト一位じゃないかというぐらい、今回の件は衝撃を受けました。甲子園を目指している子どもたち、17年ほどの歴史からすれば最大のショックだったんだろうなということはわかります」
    なんですって!そんななんだ。

    でもこの本を読むと彼ら、最初はショックだったけど、それなりに心の整理ができているようで。
    良かったなぁと思いました。
    野球をしながら心も鍛えてきたのね。

    各高校の様子、たとえば名門校は県外からきている生徒が多く、21世紀枠は地元ばかり(番組スタッフの言葉にそれを良いと思っているのが垣間見える)で頑張っている。
    親や地元のバックアップがすごい。
    そして若くして病気になってしまう子の存在…。

    今年の春季大会は行われるようですが、
    ベスト4にのこれなかった神奈川はちょっと微妙。
    せっかくだからこの機会に公立を21世紀枠にだしてもらえないかな。

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  • コロナ禍で2020年のセンバツ、夏の甲子園が中止
    高校野球だけなく、インハイやコンクールなども中止になった年
    高校生に限らず、中学生も中止となり突然目指す目標がなくなった。
    甲子園やインハイがなくなり、出場できたら1番いいが、そこを目指して一緒に戦えることができなくなったのが1番辛いのではないかなと思う。
    部活動通して知ったことがたくさんあると思う。

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