伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人の10の違い

  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087860214

作品紹介・あらすじ

99%不可能=1%可能。「1万人いれば100人が成功できる」と、あなたは考えられますか。この思考習慣と行動習慣であなたは伝説を生み始める人になる!

感想・レビュー・書評

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  • 毎年新入社員が入社する時期に読みますが、
    大きな役割を仕事でいただけたので再読。

    もう5回くらい読んでいます!

    本書は、「優秀な」新人ではなく、「超一流」「伝説的」な新人になるための本です。

    私が特に実践しているのは第五章の「時間の使い方」です。
    中でも、「会議後はあえて20分ブロックする」という方法は効果的面です!!
    会議で出たやるべきことや確認しておくことって案外忘れがちなんですよね…。
    会議後のブロックした20分間で振り返り行うことで漏れがなくなり、次の会議がスムーズに進められます。

    第十章の「読書量」もとてもためになりました。
    やはり、読書は最高の自己投資ですね!
    本書では1週間に1冊、1年に50冊は最低でも読むように。と書かれていましたが、私はその最低ラインなので、もっとたくさん読書をしようと思いました。

  • ーーーーー2016/12/17 山下ーーーーー
    【概要】
     リクルート卒の著者が一流のビジネスマンに20代で意識していたことを聞きまとめた本
    【評価】
     90
    【共有したい内容】


    ◆どれだけ自分事として捉えられるか
     まず、世の中で起きているすべての問題を、自分を中心にした関係性で次の3つに分類してみます。
    1、自分だけの問題
    2、自分に関係のある問題
    3、自分に関係のない問題
     人は対象の出来事や案件が自分に関係のある問題だと認識したときに当事者意識が芽生える。会社が悪いと思うならどうすればいいのか、上司が悪いと思うならどうすればどうすればよくなるのか。それを考えることができる人が当事者意識の高い人であり、リーダーとなっていく人材なのです。
     「伝説の新人」となるためには、責任者の問題意識を100%共有し、そのうえで責任者さえ考えられなかったことを考え、行動に移す当事者意識の高さが必要なのです。
     当事者意識が高く、自分にすべての責任があるという自責の発想で行動することが習慣になると、圧倒的な問題解決能力が身につくようになります。
     日々の生活の中で、身の回りに起こる様々な出来事を目に入ってくる情報に対し、当事者意識をもって行動する。そんな生活を365日、3年5年と継続していく中で完全に自分の習慣になり、ようやくどんな問題でも最適解を導けるような能力が身に付き始めるのです。
    自分の当事者意識を自分ではかる方法
    1、約束の時間を守っているか
    2、会議でどこに座っているか
    3、準備をしっかりしているか
    4、意見をぶつけているか
    5、知っているべき数字や言葉を言える

    【読んだ方がいい人】
    入社一年目の人
    仕事していて成長がみえない人
    【どういう時に役に立つか】
    仕事がマンネリしたとき
    【自由記述】
    刺激的が内容が多かったが、自分に一番刺さったのは当事者意識の部分だった。自分に足りないと感じるしなおすべきだという危機感もあるところで、今後意識していきたい。

  • 自分が伝説の新人になりたいかはさておき、仕事を楽しむ為には努力は必要なのだな?

    101%でいる方がきっとメンタルは楽かもしれない

    1分を大切にしよう

    それにしてもまだ社会人になりたくないな、こんなに自分追い込めるだろうか、、刻一刻と近づいている

  • ①スタートダッシュ
    スタートで実力以上の差ができてしまう。習慣を作るのは日々の行動から。
    三年間自分に意志でひたむきに頑張ってみないか?
    ②101%の法則
    頼まれごとは試されごと。少しでも良いから期待値を超えた行動を!
    ③当事者意識改革
    当事者意識を持つことが問題解決につながる思考の経験値となる。
    時間・場所・準備・意見交換・具体的な数値を基準に!
    ④目標に対する考え
    ワクワクするような目標を持ちその目標に向けて200%の力で立ち向かう。
    目標を言葉にすることで自分を追い込む。目標感から逆算し今すべきことを考えろ。
    目標を紙に書き出す! やるべきことに日々全力!!!!!!!!
    ⑤重要なことと時間
    重要なことに時間をかけよう。始めるのに力は必要だが始めてしまえばなるようになる!
    具体的に時間をあらかじめ確保! 仕事の切れ目でのみ休憩を!
    人は忘れる生き物! 会議など終えてからの20分間が勝負! 隙間時間に何をするのかを決めておく
    ⑥抽象のハシゴ 解釈力
    失敗は学びの場。それを成功に繋げろ!
    自分だけの視点は勿体無い。立場が違う人の意見を噛み砕いて自分のものに!
    何においても多角的に見つめる
    ⑦相手が喜ぶかどうかを基準に
    与えることが大事。いずれ返ってくる。
    ありがとうを大切に生きろ! 自分がペーペーの自覚を持って!!!!!!!
    相手ファースト!!!!
    ⑧「伝える」じゃない「(相手に)伝わる」かどうか
     相手のことを考えて「伝える」
    「誰」に伝えるのか 人に応じて変わる
    「何を」伝えるのか 優先順位を入れ替えて話す
    「どう」伝えるのか 具体的な数値や事実を出すのか・手段をどうするか
    自分の伝える力の無さを自覚する・話している言葉の中に意味が備わってるか
    ⑨スキルを盗め
     守破離の守を大事に(守:師匠の教えを忠実に守り自分のものにする)
     教わる事には答えはあるが、盗むことには答えはない。マネすることで本人も自覚していないスキルを盗む。
    ⑩読書量は会話に節々に現れる
     最低でも週1冊!年間50冊くらいを目安に。
    読書から生き方、働き方の土台のかけらを得れる
    テーマを絞りこんで読むとその分野での武器となる
    読んだ本のアウトプットが大切!!!

  • 優秀ではなく、伝説の新人になり突き抜けるためにはどうしたらいいかが書かれている本。
    筆者の実体験を交えて書かれているのが面白かった。

    以下、学べた点と感想

    ・任された全ての仕事は期待されている。毎回1%でもいいから相手の期待を上回ることが大切。常に相手の期待値を超えられたかどうかで、どうすれば良かったのか、どうして上手くいったのか考えて次に活かす。
     →相手の期待値を予測するのが難しいが、習慣化したい。

    ・で、お前はどうしたいんだ?を毎回考える
     →上司の指示を仰ぐ際、自分の意見を添えるのを忘れないようにしたい。

    ・会議終了後、20分は予定をブロッキング。内容を振り返り、自分のやるべきことを終わらせる。
     →なんだったっけ、で始める仕事と、内容を頭に入れたばかりで取り掛かる仕事の効率の差。後回しにしない。

    ・人に好かれたいと思うなら、まず自分から好きになること。好きだと伝わる行動をすること。
     →いいところ探しする。

  • 2021.02.14 読了

    【伝説の新人になるためのポイント10個がまとめられている本】
    【アウトプットの重要性を学び、ブクログを活用しアウトプットすることを決意したきっかけの本】

    読了後はこれからの社会人生活に向けてやる気が湧き出てきた。
    特に第10章
    ・読書習慣の有無が10年後埋められない差を生む
    ・時間がないから読書ができないというのは読書の優先順位が低いことの言い訳である
    ・読んだ本は必ずアウトプットせよ、読んだ本を自分のものにするためにはどんな形でもいいのでアウトプットが重要
    という部分に読書習慣のない私はとても衝撃を受けた。

    さらに新人は知識も経験も圧倒的に不足しているため弱みばかりに目がいってしまうが、そんなことは会社は百も承知であり、新人の強み(失敗が許されること、期待されていること、教えてもらいやすいこと、習慣が身に付いていないことetc.)を最大限に活用していくことが大切であることに気付かされた。

    働き方の基準がない新人時代にいかに全力で仕事に取り組み自分の当たり前の基準を高められるかが今後の社会人生活を左右すると言っても過言ではない。

    この本は定期的に読み返してやる気を奮い立たせたい。

  • "とにかく勝ちに飢えている新人"にオススメの一冊

    要約
    全体として伝説の新人になるための技術的な部分よりも、マインドセットに重きが置かれている印象があった。
    目の前のことに対して一つ次元を上げ、全力で取り組むことに加え新人としての時間術、対人関係、コミュニケーションなど仕事をする上で重要視されていることに関して語られている。

    以下他のビジネス書を読んでいて関係があると思い、かつ個人的に好きな3つの考え方について紹介する。

    1伝説の新人は当事者意識が違う
    2伝説の新人はチャンスの掴み方が違う
    3伝説の新人は目標設定力が違う
    の3つである。

    1に関して
    伝説の新人になるためには自分のことだけではなく、チームのこと、部署のこと、会社のことと言った高い視点で物事を考える必要がある。と言うことだ。以前、「1分で話せ」と言う本を読んだ際最も参考になった考え方である"上司とのコミュニケーションの本質は会社にとってのメリットを考え一緒に答えを出すこと"と言う部分に通じると考えられる。
    というのも、新人はとりわけ自分のことに精一杯であり、また上司になんでも聞いてしまう。しかし、上司も答えを必ず知っているわけではない。そのため、問題の答えを人に求めるのではなく目的を個人の成功ではなく会社の成功と次元を上げ試行錯誤する意識を持つことが、当事者意識に繋がると考えられるからだ。

    2に関して
    伝説の新人はチャンスの掴み方が違うということで、"人生は運でも実力でもなく「勘違いさせる力」で決まる"という本で語られていた、チャンスがチャンスを呼ぶと言った考え方に通じる部分があり、かなり納得できる話であった。チャンスはすぐ思い浮かぶ人や、賭けてみたいと思われる人だけに訪れる。そのため、そういったチャンスをモノにするため日々準備やアピールを怠ってはならない。新人は実績がないため良くも悪くも、やり方次第で波になれやすい。だからそう言ったチャンスのスパイラルになるために、日常のなんてことないことからチャンスを伺う必要があるとのことであった。
    また200%を一度出すよりも、101%を継続することに価値があると言った話も印象的であった。

    3に関して
    伝説の新人になるためには目標設定力が違うという部分で、日々やるべきことにフォーカスせよと言った考え方をこれから実践していきたいと思っている。たしかに将来大きな目標を掲げ、それに向かって突き進んでいくことはとても重要である。
    しかし、大きな目標達成だけを考えてしまうとやるべきことを見失ってしまったり、無理だと思ってモチベーションが下がってしまうことが予想される。そういった中でも、日々の小さな積み重ねがやがて大きなものになるといった考えをもとに、逆算して小さく細分化し毎日達成できそうなことから全力で取り組んで行くことが一番の近道と考えている。
    実際に、自分の過去を振り返ってもこういった考えのもと大きな失敗をすることがあった。そういった反省点を踏まえ兎に角「今」だけに集中して未来を作っていきたいと思っている。

  • 読み終わった後、余韻が残るというよりは心の中の炎がブォォォって燃え始めるのがわかる所感。

    How toだけじゃなく、マインドのことまで網羅しながら、根拠を元に新卒の在り方を説く名著。

    ・目標はワクワクするものを。
    ・なんでできないのだろう、じゃなく「どうしたらできるのだろう」で思考する。
    ・マニュアル化できない、できる人の”何か”を学べ。
    ・学びは自社だけではない。

    ざっとあげても、立ち止まって考える言葉ばかり。
    まさに鉄は熱いうちに打て、だから今日この瞬間から行動に移そうと思う。

    この本はマインドケアのために定期的に読むことにしようと思う。

  • ・当たり前の基準を圧倒的に高める→日々の習慣がその人を作り上げる
    ・仕事の報酬は仕事。手を挙げ続け、全力で仕事をし、チャンススパイラルに乗る
    ・常に相手の期待を1%でも超えていく
    ・人と同じことをしていては、突き抜けられるわけがない
    ・言われたことだけをやっているようではダメ
    ・日々やるべきことをコツコツと積み重ねる
    ・会議後30分を活かす。議事録をまとめて展開や、次回までのタスクに記憶がはっきりしている間に取り掛かる。鉄は熱いうちに打て。
    ・守破離の守を徹底し、徹底的に真似をして、スキルを盗む

    アクションプラン
    1.期待を1%でもいいから超えていくことを意識して仕事をする。
    2.MTG後30分をブロックして、MTG内容の作業に当てる。
    3.理想としているメンターの一挙一動を見逃さず、徹底的に真似ることを意識する。

    感想
    新人として働き始めた今、自分の意識を高め、どう頑張っていけばよいのかを示してくれる良い本だった。すぐに全てを実行するのは難しいが、定期的に読み返して、良い習慣を身に着け、突き抜ける人材を目指そう。

  • 自分のやる気に火をつけてくれる本でした。
    ビジネスの世界で全ての行動に対して、意味を深掘りしている本でした。
    仕事の中で、「こうした方がいいのかな?」と悩む場面のことも、しっかりとその行動にフォーカスし意味づけして解説しているので、すぐに実践できると感じます。
    また仕事外での日常生活から実践できることも書かれてあるので、普段の生活から意識できることがたくさんあります。
    入社前にもう一度読み返したいと思いました。

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