松嶋×町山 未公開映画を観る本

  • 集英社
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本棚登録 : 295
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087814699

作品紹介・あらすじ

25の危ない映画を大公開!とんでもない世界の現実を説き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • 世界は広い…というのをものすごい加速度で体感できる。

    面白かったー!

    結構政治事情に精通してないと理解でない内容も多くて、多分本の1割くらいしか理解できてない…でもアウトサイドまで言及していくところは読んでいてハラハラさせられる。

    人間の変態性、はちゃめちゃな事情、悲惨すぎる戦場の現場。

    いろんなところに話題が及ぶから、この一冊読んだだけで何か知ってはいけないことを知ったような気分を味わえる。

    軽妙なトークのおかげでとっても軽やかに読了できた。

    おふたりとも面白くて好きだなぁー。

  • 大学時代からお世話になったな〜。
    少し古くなったけどアーミッシュとcsaは見たい。
    ジーザスキャンプは見て良かった。

  • "アメリカで作成されたドキュメンタリー映画を紹介している。アメリカで起きている現実を紹介している。
    聖書を信じる福音派、キリスト教原理主義者の実態を紹介した「ジーザス・キャンプ」。
    「フロム・イーブル」悪魔の神父
    「ステロイド合衆国」ステロイドの副作用
    「アーミッシュ」の実態
    などなど、観てみたい映画を厳選して紹介している。"

  • テレビで放送されていた内容を本にしてまとめたもの。詳しい解説つきでとてもわかりやすい。二人の会話をそのまま対談形式で書いているため、実際に話し合いを聞いているかのようなスピード感がある。実際に映画も見て見たくなる。

  • アメリカの未公開ドキュメンタリー映画を対談形式で紹介している。ゆる〜い感じに書いているが、時たま鋭くアメリカの病巣をえぐる切り口が面白い。一つのチャプターが短くていい。

  • 一見、くだらないような映画があんな歴史的背景から撮られたものなんだよ、などという物が多くて視野が広がりました。

  • 地獄アメリカその六。番組企画と連動した書籍だが、ブッシュ政権期間を中心としたアメリカを要領良くダイジェストした好著。これ一冊で著者の着眼点が良く分かる。

  • TVと合わせて読むのが◎

  • 海外ドラマもいいけど、海外ドキュメンタリーもスゴイ!アメリカを旅行すると、そのエンターテインメント精神にいちいち感心してしまうが、ドキュメンタリーもしかり。つまらない記録映画ではなく、ほとんど娯楽作品風の仕上がり。どの映画も、こんなトンデモなことが起こっているのか!と驚くが、これは対岸の火事ではなく、日本の未来なのだと思う。

  • めちゃくちゃ面白いアメリカのドキュメンタリーの解説。この番組もう一回やって欲しい。10年前の本だけど、この映画で懸念されていたことがどんどん起こる世の中に暗澹たる気持ちになってくる。

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著者プロフィール

1962年生まれ。映画評論家。1995年に雑誌『映画秘宝』を創刊した後、渡米。現在はカリフォルニア州バークレーに在住。近著に『トランピストはマスクをしない コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告』(文藝春秋)、『映画には「動機」がある「最前線の映画」を読む Vol.2』(集英社インターナショナル)、『最も危険なアメリカ映画』(集英社文庫)、『町山智浩のシネマトーク 怖い映画』『町山智浩の「アメリカ流れ者」』(スモール出版)などがある。

「2021年 『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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