求愛

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 78
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087716597

作品紹介・あらすじ

大病からよみがえり、数え年九十五歳を迎えた著者。波瀾の人生を歩み、執筆に執念を燃やし続けてたどり着いたさまざまな「愛」のかたちを描く、極上の三十篇。寂聴、初の掌(てのひら)小説集。

感想・レビュー・書評

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  • 短編集ですが一つ一つの作品がとても短い。短いんだけど読み終わったあとに余韻が残る。切ないなぁとか無情だわ~とか、そんな感想を持つ。それは著者の年齢から来るものか。若い頃は瀬戸内さんのエッセイばかり読んでいたが今なら小説も理解できるかもしれない。

  • 短編なので軽く読めた。短いぶん心に刺さる話もあったりして楽しめた。

  • 短編集30編
    短編というよりショートショート.短いけれど,断片を切り取って愛の形を見せる技はさすが.「許婚者」「露見」が良かった.

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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