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- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087716528
作品紹介・あらすじ
「故郷」という日本語をぼくは知らなかった。だがここには、確実にぼくの家があった──。半世紀ぶりに故郷・台湾を訪れる〈時〉の旅人の物語。新境地を開く8年ぶりの小説。
感想・レビュー・書評
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小説とは言うがノンフィクションぽい。
出自や故郷をめぐる物語。
長編として読みたいテーマかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者が6歳の時、今から50年前は台中の日本人が建てた塀の高い家に障害のある弟と離婚する予定の父と母とともに住んでいた。思い出すにつらい少年時代であったが、今回台中を訪れる旅に出るお話。2つ目の短編にパール・バックの大地が登場します。未読なので気になります。パール・バックを引き合いに出し「ゴーイング・ネイティブ」という概念が説明されていきます。著者が日本語で表現を続けることと重ねあわせても興味深い内容でした。
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