共感のレッスン 超情報化社会を生きる

  • 集英社
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本棚登録 : 87
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087711271

感想・レビュー・書評

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  • 共感のレッスンに関する知識を得ようと思い、手に取ったが、やや私の方向性とは違う本だった。
    しかし、対談形式で進む各テーマにおけるトピックのあふれんばかりの知識はすごく面白かった。
    対談形式で知識が発散していくのが共感のレッスンだったのか、その辺は不明だが、教養を深めたいとか知的刺激を得たいとかの要求には答応えられる本だと思う。

    【目次】
    はじめに 「とりあえず脳や心のことはパスしよう」
    第1章 グローバル・ブレイン
    第2章 自己免疫反応 自己と非自己はどう区別されるのか
    第3章 なぜ人が感じていることが分かるのか
    第4章 遺伝子なんか関係ない
    第5章 「わたし」は身体の内にも外にも存在している
    第6章 接続された女
    第7章 恋人選びの心と性の未来
    第8章 記憶は脳の外に存在する?
    第9章 ホモ・デメンス(錯乱するヒト)
    第10章 人はなぜ夢を見るのか
    第11章 旅する身体
    第12章 転生を生きる
    あとがき

  • 社会

  • まったくなんのために書かれたのか意味不明の本。文系学者がネット社会以降に適合できずにぐだぐだ言っているだけ。

  • 今の時代をどう予見していたのかという話が多くて、どうなっていくのかとかどうしたいかとかあまり出てこなかったので、ちょっと肩透かし。見てみたいもの、読んでみたいものを見つけられたのはよかったかな。

  • グローバル・ブレイン、免疫系、ミラーニューロン、エピジェネティクス、性淘汰、記憶、夢・・・
    人間を取り戻すための考えるヒント。
    ---
    「「わたし」(自己)は「あなた」(他者)であり、「あなた」は「わたし」である」

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著者プロフィール

1947年東京都生まれ。宗教人類学者。京都造形芸術大学教授。東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科(宗教学)博士課程修了後、シカゴ大学大学院に留学、M・エリアーデらのもとで研究を続ける。NYのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ(人類学)客員教授、関西大学教授、人間総合科学大学教授などを歴任。四十年以上、世界各地で宗教人類学調査を続けている。主な著書に『生きるチカラ』『偶然のチカラ』(共に集英社新書)、『官能教育』 (幻冬舎新書)、『賭ける魂』(講談社現代新書)ほか。

「2017年 『運は実力を超える 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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