おいしいコーヒーのいれ方 Second Season I 蜂蜜色の瞳 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 1866
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087464429

作品紹介・あらすじ

何の保証もないとわかっていても、彼女から強い約束を引き出したい。僕だけだ、と。一生、僕以外は愛さない、と。遠距離恋愛で、思うように会えない勝利とかれん。久々に週末を一緒に過ごすが、ちょっとした誤解から、なんとなくギクシャクしてしまう。愛おしすぎて、相手を思いやる気持ちが空回りする。それでも少しずつふたりの歩みはすすんでいく…。人気シリーズ待望のSecond Seasonへ。

感想・レビュー・書評

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  • セカンドシーズン1作目。シリーズ11作目。
    星野りつ子と度々食事していたことがバレてしまったけど、勝利に怒ったりしないかれんすごい。さすが。「背もたれ事件」はバレないことを祈る...
    大家さんの裕恵さんも何か秘密を抱えていそうな気配。
    隣の鈴木親子も今後もっと絡んでくるのかな?

  • 約15年ぶりにおいしいコーヒーシリーズを読んだ。矢崎くんの話が好きなので読み進めたい。

  • いとこ同士の甘酸っぱい恋、こんな清らかな恋っていいですね。「おいしいコーヒー・・・」って題だったので読みましたが、乙女の読む本でした(笑)

  • 「Open Arms」

  • 愛情以上に信頼が、男女には必要なのだ。

    ・・・それ以前に愛情を得られていない場合はどうしたらよいのでしょう(笑)

    ファーストシーズンをすっ飛ばして読んでも、それなりに楽しめる。

  • 純愛。素敵だ…
    こんな青春送れたら良かったと思いつつ、こんな美しい恋愛してる人いないんじゃないかと思ったり、これからまだあるかもしれないとも思ったり…
    若いなー

    洋楽の歌詞理解できるタイプか!すげえ

  • Second season開幕。
    タイトルの蜂蜜色の瞳の持ち主はかれんさんのことなのですが、その瞳がどんな状況でショーリを見つめてくるか、ということです。
    前巻の「夢のあとさき」の内容を読めばわかるのですが、まあ幸せであること。

    作品は違うけども、「天冥の標」の『混爾』はこういうことなのだろうな。

    若菜ちゃんの悩みも、ここにあります。本能的に勘づいているから、不安になる。それをストレートに口に出してしまうと、裏切っている気持ちになるから、罪悪感で望むままに行為に及んでしまう、といったところでしょうか。罪悪感を盾にするという甘え。心当たりがあるようなないような。
    進行中にはわからない。そして、本当に欲しいものが得られないから、簡単に手に入りそうに見える偽物に流されてしまうというのも、よくある話です。丈の彼女さんの過ちのように。

    闇の星野りつこ再臨。悪い女になってしまうんだよなぁ。次の恋に進まないと、戻ってこられないよなぁ。原田先輩とくっついて仕舞えばいいのに。
    ネアンデルタールだとしても、すごく親身に接してくれているのに。先輩の魅力に気づいて欲しい。大切にしてくれると思うんだけどなぁ。

  • 想い合うがゆえの悩みがつまった、セカンドシーズン第1巻。展開としてはむしろ好きなパターン。想いが通じたところから、本当の恋愛が始まるんですね。

  • second season に入って1冊目。
    相変わらずゆったりとしたペースで小説の中の時間は進んでいますが、最終的には勝利も、時間も少しずつでも進んでいる、成長していることが実感できるのがすごいところかな、と思います。

  • 人気のラジオドラマからのシリーズのようですが、全くそんなことも知らずの読了。
    村山由佳さんの作品もかなり久しぶりで、10年近くぶりに読みました。

    軽く青春の甘酸っぱい感じが眩しくて、かわいいなぁと思って読んでいたら
    なぜか最後心が暖かくなってきて、ほろっと涙。
    なんででしょうね。
    温もりのある文章が心の琴線に触れたようです。

    サクッと読めるので、是非。

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著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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