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- Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087461985
感想・レビュー・書評
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インドネシアを舞台にした民族、宗教の争いに一人の日本人が巻き込まれていく展開。船戸与一の作品はとても残酷だが、しかし、奇跡的に平和な島国で無宗教を謳歌している日本にいてはわからない現実を思い知らせる。この作品も実際にあった紛争を絡めながら展開していくのでリアリティ抜群だった。イスラム教、キリスト教どちらがどうという訳ではない。でも憎しみと殺し合いの連鎖の背後で、宗教というものが異様な輝きを放つのは不思議だ。
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2011 3 7
悲しく、せつない憎しみの連鎖。主人公の境遇はどなたかを連想させる。きっとWJ社のF井氏みたいな人、か。
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