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- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087458794
感想・レビュー・書評
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今こそ読みたい「資本論」である。オリジナルの文を引用しながら、解説してくれている点が良い。
学生の時分に読んでもあまり心に響かなかった気がするけど、社会人としてそれなりに働いてきた身としては思うところが多い。
私自身は労働者であり資本家的である。搾取される一方、資本の奴隷となっている。理想だけでは生きていけない。でも、少しずつ堆積する虚無感や違和感はもはや無視できない。読みながら、自分のそんな物を直視させられた。
読む前に「マルクス主義」に抱いていたイメージとはだいぶ異なった。社会主義というのは言わば「超資本主義」で、資本主義を超越した、社会・労働者志向な世の中なのかなと思った。
便利さは捨てられないだろうけれど、人に優しい世の中になると良い。SDGsとかもそういう発想なのかな。今はまさに、時代の変わり目かもしれない。
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読み易い。資本論の内容が著者の解説でスッと理解できる。高校生向けのようだがそれがかえってとっつき易くなっている。資本論が読み返されている理由がよくわかった。
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わかりやすかったです。
最初の方は難解なマルクスの文章がちんぷんかんぷんでしたが、読み進めるうちに、池上さんの解説のおかげかなんとなく言っている意味がわかるようになったのが驚き。
前に出てきた言葉がまた出てきた時に「これはこういう意味でしたね。」と確認してくれるので、戻ることなく読む進めることができました。来年高校生になる子供に是非読ませたい一冊。
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こんなに学ぶことが楽しいなんて！
と、思わしてくれる出会い。
マルクスの資本論なんて、難しそうで距離を置いてしまってた。
けど、この本を読んでしっかり理解できた。
こんな時代の日本だからこそ、資本主義の本質を知るいいタイミングに感謝！
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著者プロフィール
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