- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087458602
感想・レビュー・書評
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現実と非現実の堺をさまようような展開が面白い。登場人物たちの距離感も心地いい。少し寂しさはあるものの、本当にすっきりとしたラストシーンだった。
これは映画化してほしいなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自立していなくて尊敬できない母を田舎に置いて
それぞれの人生を歩んでいた三姉妹。
その三姉妹もお互いを疎ましく思い疎遠になっていた。
そこへ山姥になった母が現れる…
そこから始まる自分探し。
良かった。 -
過去のわだかまりが解けていくほのぼのとしたストーリーかと思いきや、結構しっかりとしたミステリー。
引き込まれて一気読みしました。 -
いろんな伝説があって、その伝説は昔からの言い伝えだったりするのだろうけど、きっと昔に何かがあってそのような言い伝えがあったのだろうから、その伝説を読み解くのは歴史を知り、そのなかで人の心の変遷を知るようで面白そうだと思った。機会があれば調べてみたい。
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はじめはお母さんに少しイライラしていたけど、最後は何ていうか…切なかった…
お母さんがなぜ山姥になったのか。その理由が苦しくて、切なくて…
また、パッチワークを通じて繋がる家族。
切ないけど心温まる物語。 -
つらい。もしくは、しんどい。
読んでて涙が止まらなかった。 -
文庫化したので久しぶりに。
当時単行本で読んだ時より読みやすいなと感じた。
母親と直接会ってはいないけどパッチワークを通して家族が繋がったのかなと思う。 -
可愛い表紙に惹かれて。
穏やかな話かと思いきや、意外とミステリーな感じだった。そういうことだったのね。
物悲しい話。