天才ハッカー安部響子と2,048人の犯罪者たち (集英社文庫)

著者 :
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087458367

感想・レビュー・書評

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  • 個人情報がこんなに漏れているなんて。。。

    シリーズ3作目と知らずに読んでしまったけど、とても面白い本でした。
    安部響子が安部響子となる過程や出逢いと別れが描かれており、この本から読み始めてももちろん面白いし、シリーズ3作目として読んでいたらさらに面白いだろうなと思う。

    それにしても怖い話だった。

  • シリーズ、第三弾。
    あの天才ハッカー、安部 響子が生まれるまで。

    過去と現在を繋ぐ糸が、少しずつ解かれて行く。
    しかし、その裏には?

    難解な技術用語もいろいろ出てきますが、何とかついて行けました(笑)。
    青春サイバーサスペンスとのこと、他の作品も読みたいと思います。

  • 響子の成り立ちみたいなところから始まって、なかなか奥深く入り組んだストーリーになってます。割と最後まで全体像が見えませんが、終盤はもう一気読みでした。
    なかなか実態が垣間見えないハッキングの世界ですが、日々いろいろな攻防があるんだろうな。

  • シリーズ3作目。
    天才ハッカー安部響子の高校時代の話と次世代の天才ハッカー鈴木沙穂梨との出会いの話。

    今回も面白かった。
    作中のガーゴイルはグーグルがモデル、SNSは監査され、いかに個人情報がただ漏れの状態か、著者の作品を読むたびに怖くなる。

  • 2019年1月集英社文庫刊。書下ろし。シリーズ3作目。現在と過去が交互に語られ受け継がれるハッカーの技術と精神の話が興味深い。楽しめました。

  • 美しい女性、女子高生が沢山出てきて、途中誰が誰やら分からなくなってきて、しかもネット用語分からないし混乱した。
    ただ、便利とは何かと引き換えに得られるものなのかと思った。
    Google Home、私はまだやめておこう。
    信じるも信じないもあなた次第です。

  • 順番には読めていませんが、丁寧に書かれているので気になりませんでした。
    巻末の用語解説はタメになりました。

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著者プロフィール

いちだかずき●小説家及びサイバーセキュリティの専門家、明治大学サイバーセキュリティ研究所客員研究員。I T 企業の経営を経て、2 0 1 1 年にカナダの永住権を取得。同時に小説家としてデビュー。サイバー犯罪をテーマにした小説とネット世論操作に関する著作や評論を多数発表している。『原発サイバートラップ』(集英社)、『天才ハッカー安部響子と五分間の相棒』(集英社)、『フェイクニュース新しい戦略的戦争兵器』(角川新書)、『新しい世界を生きるためのサイバー社会用語集』(原書房)など著作多数

「2022年 『ウクライナ侵攻と情報戦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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