美女の正体 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 198
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087458107

感想・レビュー・書評

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  • 完璧よりも個性の方が大事だと教えてくれた本。
    お気に入り決定です。

  • 美女とは単に容姿端麗なだけではない、奥行きがある人を指すという話が腑に落ちた。
    美人とは存在しないものなのに、みんなその存在しないものに縛られている。美人になりたいと思っている。私は奥行きのある、知性のある美人になりたい。

  • 2023.12.24 ブックオフで購入
    著者はゲイ

  • ルッキズムが酷いこの世の中で全ての女の子達に捧げられた本。間違いなく名著。よくSNSで自分の顔がブサイクだから人生が上手くいかないみたいなことを言ってる方達がいるけど、早くこの本に出会って欲しい。美人とは見た目の美醜の問題ではない。それだけでは美人と呼ばれない。早くそのことに気づいてほしい。
    私のバイブル。家が家事になってもこの本だけは掴んで逃げる!!
    ちなみに、この本が好きな人は小田切ひろさんの美容中毒もオススメ。

  • 女性に関する考察は中性的な方の視点での意見がとても鋭くていつも好き。

  • “「華やかさ」とはパワー”のような印象的な言葉がいくつもあり、美醜に囚われて、自己肯定できずにいる私にとっては自分を見直す良い本でした。帯にもなっている美女のグラデーションの話は少し分量が少ないように感じました。

  • 面白かった
    誰でも美女になり得るという考えはなかなか興味深いもので
    確かにと納得することも多かった

  • 好きなブロガーがおすすめしていたので気になって読んでみました。
    美女とは何かを解き明かすと言うより、作者の経験から感じた事が並べられた感じでした。
    インターネットの普及によりいわゆる”普通”が出来上がってふ時代に”自分”が何をしたいのか、どうなりたいのか、見直してみたいと思いました。

  • 岩下志麻さんとの対談を見て、下村さんの美意識がどこから生まれたのか知りたくなって読んだ。個人的には後半の美女論より前半の生い立ちや仕事を定めるまでの話が興味深い。この人の写真は静ではなくて動なんだ、と感じられるルーツがわかって面白かった。

  • 論文のような雰囲気で始まるが、筆者の印象値で語っておりエビデンスに乏しい。エッセイとしてなら楽しく読める。相反する主張があるような気がするが、それもご愛嬌。美女とは何ぞや、を追求しているんだろうと思って読むと評価が厳しくなってしまうが、美女が大好きなんだなー、と思って読むととても楽しめます。

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著者プロフィール

写真家。1973年 兵庫県宝塚市生まれ。多摩美術大学在学中、21歳より写真家として活動を開始。同大学を卒業。2001年 渡仏。半年後にフランス「madame FIGARO」誌と契約。また、日本人として初めてイギリスの 伝説的カルチャー誌「THE FACE」の表紙を飾るなど在仏7年の間、ヨーロッパで活躍。2007年 帰国後国内外の広告・雑誌カヴァー・CDジャケットなどのスチール撮影から、CM・MVなどの映像ディレクションも手がける。著書には「美女の正体」「ウーマン」がある。


「2021年 『億女 売上モンスターキャバ嬢一条響のつくりかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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