- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087457384
作品紹介・あらすじ
中年ではあるが、おばさんではない──と思いたいバブル世代。同窓会で会ったかつての美人が壮絶に老けているのにほくそえんだり、若者目線を気にしたり。中年女性の奥底を鋭く考察するエッセイ集。
感想・レビュー・書評
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まさにわたしも中年後期
痛快なところとへぇそう?ってところが混在
価値観の差かな。
おもしろおかしく時々卑下しながらもプライド持って生きてます感が鼻につかないならとても楽しい本。 -
作者『バブル・コンプレックス』と姉妹本に位置づけられる本かと思います。本書は、若い頃には理解できなかったけれど、中年世代になってみて分かってきたこと、また若い頃とは違った楽しみ方なども書かれており、中年世代の生き方が、ポジティブ(しかし、少し自虐的に面白く)に書かれているように思い、勇気をもらえます。
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数年前に友人に勧められ、やっと読んだエッセイ。いやー、面白かった。あるある!がたくさん。何か元気もらった。
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酒井師匠の本を読む度に、自分の文才のなさに落ち込む
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なんとなくわかる気がします。
けど、考えすぎのような気もします。 -
1966年生まれ、昭和63年度卒、バブル世代、酒井順子さん「中年だって生きている」、2018.5発行のエッセイです。共感を得る箇所、結構あります。一番納得したくだりは: 日本人は潔く身を引くことをよしとする国民。大相撲の横綱は、ほんの少し衰えが見えたら、もう引退。(これに続くくだりは、私は潔さかどうかよくわかりませんがw)中年の胸の谷間やビキニ姿、お色気の土俵から降りない中年女は眉をひそめられる。この際に漂う不潔感は、清潔ではないではなく潔くないということ。
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中年達の間で大ブレークしたfacebook 同窓会が盛んになる中年期 リアルな悩みでありながらクスっと笑える「更年期」 老眼に白髪の悩みetc いわゆる「中年女性」であれば共感出来る内容で面白く描かれています。
「子ども叱るな、いつか来た道。年寄り笑うな、いつか行く道」 と言う言葉がありますが、今は「中年」の響きに微動だにしない女性でも皆平等にその時がやって来ます。
必ずしも「中年」だからと言って嘆くことはない、意外と楽しいかも!
そう、中年だって生きている、と元気を貰えるエッセイです。 -
バブル期を過ごした女性が会社で上司になったりプライベートで知り合ったりすると、彼女たちと自分(たち)のこの感覚の違いはなんなんだろうと疑問に思っていた。
彼女たちの思考を知り、解説をしてもらえたたことにより、その感覚の違いの理由を少し理解出来た気がする。