いのちの森の台所 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087450729

作品紹介・あらすじ

心や体を病んだ人達を受け入れる、青森「森のイスキア」の佐藤初女さんによる、人生の集大成というべきエッセイ。「食はいのち」を基本に、四半世紀にわたる活動のすべてを、写真をまじえて紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • あのおにぎり、食べたい

  • 著者の料理哲学には、心から感動しました。
    食べること、料理すること、は、単純でありながら、それだけにとどまりません。

    食べることがいかに大切か、

    家族と食卓を囲むことにどれだけの意味が込められているのかをあらためて考えさせてくれました。


    また、著者の愛ある行動には、脱帽です。


    もう一度、読み返したい本です。

  • いい本だと思いますが、しっくりこない人もいるのかもしれません。
    人生経験に裏打ちされた話なので、参考になる部分はありました。

  • 過去の講演会で語っていた内容を編集しなおしたような本。自らの信仰や生き様を淡々と語っていて、共感するところや感心させられるところが多く、素直に感動できた。

  • 青森で施設「森のイスキア」を運営し、訪れる人を料理でもてなし、元気にしてしまう佐藤初女さんの本。

    私は食べ物を扱う人の本を結構読むし、そういうテレビも見ます。
    でも、ここまで食材について「どう食べるのがベストか」と考える人は初めて見ました。

    すごいなぁ、すごいなぁ。
    とっても心に響きます。
    この本を読んだあと、私は丁寧に料理をするようになり、お米を美味しいと思うようになりました。

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著者プロフィール

佐藤初女

一九二一年、青森県生まれ。小学校教員を経て、七九年に弘前染色工房を主宰。八三年から自宅を開放して「弘前イスキア」を開設し、苦しみを抱えた人を手料理で迎え入れ、話を聞くようになる。九二年、岩木山麓に「森のイスキア」を開く。九五年に公開された映画『地球交響曲(ガイアシンフォニー) 第二番』(龍村仁監督)で活動が紹介されると、国内外で広く知られるようになり、各地で講演やおむすび講習会などの活動を続けた。二〇一六年、死去。『おむすびの祈り 「森のイスキア」こころの歳時記』『「いのち」を養う食 森のイスキア』等、著書多数。

「2020年 『初女お母さんの愛の贈りもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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