浮雲心霊奇譚 呪術師の宴 (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 207
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087442311

作品紹介・あらすじ

神楽坂の武家屋敷に招かれた、赤い瞳の憑きもの落とし浮雲と、呉服屋の倅、八十八。 山伏、巫女、傀儡師ら、屋敷には幾人もの霊媒師が集められ、嫡男・浩太朗の除霊を依頼される。 しかしその直後、一同の目の前で浩太朗が殺された。 そして一人、また一人と死者が……。 近藤勇、土方歳三、沖田宗次郎も活躍! 好評シリーズ第五弾、初の長編!

感想・レビュー・書評

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  • はて?

  • 出演者多い

  • シリーズ初の長編でそこそこ長かったのですが、読む手が止まらず…ほぼ一気読みでした( 途中でお風呂の順番来ちゃったんですが、気が付かなくて看護師さんが来ました )

    近藤さんがやっとまともに登場したのですが、無双してて笑ってしまいました。土方さんは相変わらずの、宗次郎も大活躍で試衛館組がやっと揃った感がありました。

    浮雲の出自が少し判明した巻でもありました。小出しにされてるのかな?とは思いましたが、やんごとなき血筋って気になりすぎますよ…!それをなんで土方さんや玉藻さんが知っているのかを知りたいところです。笑

    次の巻で浮雲の正体わかるんですかね。気になっちゃうのでこのまま読んでしまう気がします。

  • 最後の最後まで、謎に踊らされました。笑
    もともと推理小説とかを解けたりはしないので、いつも通りなのですが。
    八十八と一緒に驚いたり、不思議に思ったりしながら物語を読み進めました。
    薄ら怖いだけでなく、どこかしら物悲しいお話でした。
    浮雲についてもじわじわと分かってきたことがあるので、今後謎が解き明かされるのが楽しみなような、解き明かされたら何かが変わってしまうような不安もありますが…。
    なんにせよ、次巻も楽しみです。

  • 浮雲の過去の事がほんの少し見える回。次がきになる。

  • 面白く一気に読んでしまいました!

  • 個人的にシリーズものなのに途中から読んでいいんだろうか…とも思ったけど全然読める感じの本でした。狩野遊山との確執なども知らなくてもわかる範囲で書かれていてとても読みやすい本でした。その点がとても評価できる点です。

  • 今回も読み終えてみれば面白かった。

    浮雲の出自のことや、狩野遊山との関係も出てきた。これからの展開がどうなるんだろう?
    今月に新刊が出たから、文庫化されるまで待ってみようと思う。

  • 嫡男の除霊を依頼されて向かった武家屋敷に集められていたのは、幾人もの霊媒師たちで…。
    読みやすくて一気読みでした。

  • 除霊の理/蠱毒の理/能面の理/呪術の理/その後

    何に憑かれてしまったのか、落とすことはできるのか?
    今回、八十八さんと伊織さんの見せ場はなかったのがちょっぴり残念です。
    浮雲の勝手さに振り回されてませんか?

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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