2.43 清陰高校男子バレー部 春高編 1 (集英社文庫)

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  • 集英社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087442083

作品紹介・あらすじ

春の高校バレー開幕! 初出場の福井県代表・清陰高校は、チームの力で頂点を目指す!2021年1月7日(木)〜 フジテレビ“ノイタミナ"ほかにてTVアニメ化。最強の青春スポーツ小説。

感想・レビュー・書評

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  • バレーボール観戦が好きです。男女年齢問いません。記憶では、小学生の時、テレビで春高を見て、当時は3月に行われていて、その魅力の虜になりました。
    ですので、バレーコミックももちろん大好きです。そして、クールなセッターが推しです。この小説の主人公は、まさにそれです。
    コロナで、グラチャンとワールドカップが、消滅しました。これから、いよいよ試合会場に足繁く通おうというのに。
    もう、春高の県予選から行くしかありません。オペラグラスは準備済みです。そして、1月には、次期スターを東京体育館に応援に行きます。Vリーグは、会場が行きにくいんですよ。でも、行こうかな。

  • 春の高校バレーがついに始まった。敗者の頑張りに泣きそう

  • 春の高校バレー開幕。清陰高校は福井県代表として出陣。1回戦を制し、コマを進めた。

    強敵であればあるほどテンションが上がってくるユニチカコンビ。
    ライバルたちも強い思いと技術をぶつけてくる。

    春高バレー、その行方は?

    ☆試合が圧巻。身長差は、こんなにも努力を必要とするものなんだ。
    ☆途中、ライバルたちの過去試合などが入ってきて、少し混乱。が、電車時間に少しずつ読んでたからかも。

  • 漫画でも、アニメでも、主人公よりもサブのキャラを好きになってしまいます。
    この春高編で言えば、弓掛!!
    本当に高校生ですか?と思うくらいしっかりしているし、バレーにかける思いとか、背の高さを言い訳にしないとか、強い。
    弓掛と浅野の友情もよかったー。
    自分の地元・福井の清陰を応援できない自分に罪悪感はなかったです(笑)

  • とうとう本当の2.43で戦う舞台へ。

    春高に乗り込む清陰男子バレー部。戦う相手は、大きな星たち。ユニとチカ、出航!

    三回戦・福岡県代表の箕宿高校との対決まで。箕宿高校はインターハイ・国体を制し、全国三冠を狙うチーム。エースは小柄ながら「高さ」で戦う弓掛。この弓掛だけでなく、彼の先輩であり、箕宿高校には進学せず東京の景星学園に行ってしまった佐々尾、佐々尾の後輩で弓掛と同じ学年、ライバルでありユースのチームメイトである、景星学園の主将・浅野など、様々なライバルたちの述懐を交えながら、清陰の戦いが進んでいく。もちろん福蜂のエースだった三村統も登場。

    弓掛の、共に戦いたかったのに東京へ行ってしまった佐々尾への憧れと憎しみ、また、自分の持っていないものを持っている浅野への歯痒さと、それでも嫌いたくない友愛、というような複雑な思いの書き込みがすごい。この一冊で弓掛のファンになる。そして、そんな弓掛に好かれている浅野、また弓掛に引っ張られていることを自覚している浅野のファンにもなる。

    闘争心に溢れていて、全国大会で強敵と当たるのに楽しそうで、凶悪な笑みすらこぼす灰島がいい。それを横で見ていて、心配したり自分もふわふわしたりする黒羽もいい。また、ようやく公式の2.43にたどり着いた小田主将と、その横にずっといた青木、また四者四様の二年生たちもよい。マネージャーを引き受け、誰よりもカッコよく声をかける荊も。

  • 春高のトーナメント表に名を連ねる学校に、勝ち進んでいく清陰。準々決勝まで辿り着いた彼らは、この後どんな試合を繰り広げるのか。続編が気になる。

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著者プロフィール

第9回電撃小説大賞〈大賞〉を受賞し、2003年『キーリ 死者たちは荒野に眠る』でデビュー。その他の著書に、『鳥籠荘の今日も眠たい住人たち』(電撃文庫)、『エンドロールまであと、』(小学館)など多数。

「2009年 『NO CALL NO LIFE』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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