ヘイ・ジュード 東京バンドワゴン (集英社文庫)

著者 :
  • 集英社
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087440973

感想・レビュー・書評

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  • 堀田一家は一言で語る事なんてとても出来ないほど素晴らしい家族。
    今回は13冊目何だけれど、家族それぞれ成長してお話?騒動?も同じく成長している。毎回問題が起こり、なんとも良い具合に解決していく。まさにLOVEです。

  • 子供たちがみんな大きくなったなぁ。
    ずっと読み続けているファンは、まさに親戚か近所のおじさんのように見守っていると思います。
    今回は特にシビアな事件も起きずに安心して温かい気持ちで読めました。

  • 花陽の医学部受験から恋愛、研人と芽莉依ちゃんの将来へ向けてのステップアップ、シリーズを読み始めた頃は幼な子だった二人が、そんな世代にまで成長したことを実感する本作の各編。登場人物もいつのまにか大変な数になり、まさに大家族におこる様々なドラマの広がりを感じる。

  • 安定の楽しい堀田家物語。ずっと読んでくると、マンネリとか出来すぎとかいう思いもチラッと脳裏をかすめはする。でもそれより・・・優しくて誰もが前向きなこの家族、この世界が祈りのように思えてきて、ずっとひたっていたくなる。自分も、周りも、皆こんなふうだったらいいのに。そんな願いがこもった物語だなぁと思う。

    研人が気配り上手になっていてすごい。
    「だったら、親父に電話するから二人で話しなよ」

  • 毎年4月にこのシリーズが文庫化されて、
    今年分をやっと読みました。
    登場人物の温かさに優しい気持ちになれるのと、各話の最後のサチさんの言葉にジーンとするのです。
    大きな出来事はないけど、安心して読めるのがよいのです。
    ともすると、すぐにささくれる心とやさぐれる頭を、「東京バンドワゴン」を読んで柔らかくする春なのです。
    ←もう7月だけどね。

  • 自分がいつの間にか堀田家の一員になっているような不思議な感覚で読んでいるんだなと感じます。だから、花陽ちゃんの合格発表もはらはらドキドキしながら読み進めて、合格がわかったときには、涙が出そうになりました。今回も話題に欠かない堀田家でした。

  • 研人と花陽ちゃん、みんなLOVEに

  • シリーズの最初読み始めた頃はまだ小学生だった研人と花陽のLOVEが読めるなんて!ずっとずっと続いて欲しいシリーズです。

  • 東京バンドワゴン 何話目?

    読みそびれていた1冊。
    温かい家族は変わりつつ変わらずに迎えてくれる。
    読後感はいつも通りでした。

  • 東京バンドワゴンシリーズ13弾!!
    久しぶりに東京バンドワゴンシリーズを読んだけど、やっぱ面白かった。
    ただ、6巻くらいまで読んで、そこから飛んで13巻を読んだから、ちょっと成長が早すぎた!笑笑
    また時間がある時にゆっくり残りを読もう…

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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