- Amazon.co.jp ・本 (392ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087440362
感想・レビュー・書評
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集英社のナツイチの対象で、朝鮮半島の近代史を知りたかったので、購入。
歴史的に、大国の事情に翻弄されてきた朝鮮半島の歴史を知ると、色々な偶然が重なったにせよ、一度も植民地になることがなかった日本は運が良かったなと感じた。
島国なので、可能性は低いかもしれないが、日本がこうなっていたら、、、と思って、読むと、また、違った見方で読むことが出来た。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
桜図書館でついに発見。借りたが今は読み進めず。改めて借りて読むこと。
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よく分かる。それだけにこの2つの国に対しては残念な気持ちになってしまう。日本以上に変われない国のような気がする。しかもその根は深い。面倒な隣人。
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池上彰著『そうだったのか!朝鮮半島 (集英社文庫 ; い44-12)』(集英社)
2019.10読了
1945年前後から2018年の南北首脳会談までを描く。平易な解説で分かりやすく、朝鮮半島の近現代史を学ぶ上で頼もしい一冊である。基本的に中立的な立場で記述されているので、信頼性が高い。参考文献も多く取り上げられている。
URL:https://id.ndl.go.jp/bib/029979218
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ボリュームがすごいので読むのに苦労しますが、なぜ韓国と日本の関係がなかなか解消されないのか、そのボトルネックは何かがクリアになる良書です。
あと、そもそもの韓国/北朝鮮の成り立ちと現状、韓国と北朝鮮の関係性の歴史なども含めて網羅的に理解できるので、1945年以降の朝鮮半島について体系立てて理解できる一冊です。おすすめ。 -
韓国の歴史を振り返ると過去の大統領の私利私欲ぶりが政治に大きく反映されているのがよく分かりました。
また北朝鮮がなぜ核開発を進めているのかを歴史的経緯から見て知ることができたので良かったです。 -
池上さんの本は分かりやすい。
同じシリーズの他の本も読んでみたい。 -
読みやすく、内容も比較的まとも。類書がひどすぎるからベストということになる。
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そうだったのかシリーズの最後、朝鮮半島。生まれてこの方良いイメージが無い2つの隣国。昔日本がやらかした事は謝罪したのに、何度も昔の事を掘り起こすなと言う感情があった。世界中どこを見渡しても隣国と上手くやっているところは無いし、一種の定めなのかもとも。しかし、そこで終わらせず、自国の歴史を直視し、他国の歴史を理解はしなければと、この本を読んで思う。
僕らが理解出来ない韓国の振る舞いに、ゴールポストをずらす(決まったことを反故にする)がある。ルールよりも感情が優先されると言う文化があるらしい。これは反日に限らず、韓国国内でも当てはまり、時効が来ても裁きたいから時効を延長する法律を作ると言う手法が挙げられる。何言ってるかよく分からない。
後ろには反日を叫ぶ国民。前には約束守れと怒る日本政府。これに板挟みになっている韓国政府と韓国大統領。少し可哀想に見える。
北朝鮮についてはおおよそイメージ通りだったが、金一族を存続させるためにとっている手法はそれなりに凄くて、無茶苦茶だしやってることは決して許せないが、政治力と言う意味ではやり手のように映る。経済的に圧倒的強者である韓国が何となくペコペコしているように見えるのは政治力の違いだろうか。任期5年の韓国大統領と政治を一生涯やる金一族の重みとか?独裁政治強し。
やっぱり他国を理解するのは難しけど、何が違うのか、それを自分は受け入れられるのか、だったりは考えなきゃねと思った。