生きるチカラ (集英社新書)

著者 :
  • 集英社
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本棚登録 : 315
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784087205497

作品紹介・あらすじ

われわれの人生は、気にすればきりがないような小さな課題の連続である。人は、無数の選択を強いられながら生きており、ときには大きな困難に出合うこともある。だが、少し見方を変えてみると、正しい選択や誤った判断があるわけではないことがわかる。また、ふりかかる災難が、人生のきっかけにもなることもあるのだ。生きるのに正しいも間違いもない-。世界の聖地を調査してきた宗教人類学者だからこそ書ける、自分の生き方を手に入れる道とは何か。「生きるチカラ」が不足している現代日本人に必読の書。

感想・レビュー・書評

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  • ゆったり楽しく生きようというのをつらつら書くエッセイ本
    勢いのある楽しさではなくて、色々を受け入れた上での楽しさという感じ。

    こういう何度も散文的に考えを書く本は好きな人はいるけど自分には合わない

  • 名著再読シリーズ。
    ①生きるのに「正しい」も「間違い」もない
    ②あらゆる選択は誤りを含んでいる
    ③社会的な成功とあなた自身の幸せとが重なることはかえってむずかしい
    ④二度チャンスを与えられるのは必ずしも好ましいことではない
    …etc
    素晴らしきかな、人生^_^

  • 思索
    西三河朝会

  • 生きることに疲れた人に読んで頂きたい書。見方がパッと明るくなるかも。

  • 前著『偶然のチカラ』(集英社新書)に比べると、やや議論が散漫な気がしました。

    ケン・グリムウッドの『リプレイ』を参照しながら人生にやり直しがないことがどんなに大切なことかということを論じている個所や、何もしなければ何も起こらない人生に、「運をぐるぐる回す」という動きを導入するという考え方が紹介されているところは、興味深く読みました。もっとも、説得されたというよりは共感した、ということですが、著者自身も読者を説得するというより、読者の共感を得ることに意を向けているように思います。

  • 「偶然のチカラ」が良かったのでこちらも読了。
    「選択には正しいも間違いもない」
    「運をぐるぐる回す」

    こちらも良かった。

  • [ 内容 ]
    われわれの人生は、気にすればきりがないような小さな課題の連続である。
    人は、無数の選択を強いられながら生きており、ときには大きな困難に出合うこともある。
    だが、少し見方を変えてみると、正しい選択や誤った判断があるわけではないことがわかる。
    また、ふりかかる災難が、人生のきっかけにもなることもあるのだ。
    生きるのに正しいも間違いもない―。
    世界の聖地を調査してきた宗教人類学者だからこそ書ける、自分の生き方を手に入れる道とは何か。
    「生きるチカラ」が不足している現代日本人に必読の書。

    [ 目次 ]
    1 生きるのに「正しい」も「間違い」もない
    2 あらゆる選択は誤りを含んでいる
    3 金持ちはみんな不幸?
    4 ふりかかった災難こそ人生のきっかけ
    5 人間は支離滅裂でかまわない
    6 自分の身に起こることはすべていいことなのだ

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • 正解を求め過ぎず、自分の中の正反対(矛盾した)自分を受け入れる事。

    『あらゆる選択は謝りを含んでいる』
    『幸運は(独り占めすることで)自分のもっとも弱いところに不幸として戻ってくる』

    『遊びの極致とは、まことのない境に、まことを幻術すること』

    山本周五郎・井原西鶴からの引用が多かったのでこの2人も追い掛けてみよう。

  • 気をつけたいことが多く書かれている。

  • 人生は何が起こるか分からない。宝クジが当たっても、不幸になるケースは多い。
    それならば、色々な自分になって、欲張りに生きてみたらどうだろうか?
    『生きるチカラ』というよりは、「生きる知恵」に気づかせてくれる本です。

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著者プロフィール

1947年東京都生まれ。宗教人類学者。京都造形芸術大学教授。東京大学卒業。東京大学大学院人文科学研究科(宗教学)博士課程修了後、シカゴ大学大学院に留学、M・エリアーデらのもとで研究を続ける。NYのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ(人類学)客員教授、関西大学教授、人間総合科学大学教授などを歴任。四十年以上、世界各地で宗教人類学調査を続けている。主な著書に『生きるチカラ』『偶然のチカラ』(共に集英社新書)、『官能教育』 (幻冬舎新書)、『賭ける魂』(講談社現代新書)ほか。

「2017年 『運は実力を超える 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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