- Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087034851
作品紹介・あらすじ
鬼に両親を殺された幼いカナエとしのぶを助けた悲鳴嶼。
鬼殺隊に入り、両親の仇を討ちたいと熱望する二人に、親戚のもとで娘らしい暮らしを送ることこそが幸せだと諭すが、姉妹は頑として聞き入れない。
根負けした悲鳴嶼は二人にある試練を与える…。
他にも、蜜璃が恋心を封印してしまったり、お館様の命により柱全員で冨岡を笑わせようとしたり、不死川兄弟の絆の物語、
さらには善逸と伊之助が宇髄との柱稽古で温泉探しに挑むなど盛りだくさんの内容でお届け!
そして大人気「キメツ学園」小説版も帰ってきた!!
感想・レビュー・書評
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スピンオフ小説第2弾。
前作は偏っていたけれど、今回は幅広いキャラクター。
さまざまな人物の関係性がたのしめた。
原作者の事前チェックで、キャラの呼びかけ方や口調に誤りがある、との指摘があったとか。
実際、やや違和感のあるセリフはあった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「鬼滅の刃」番外編的小説集。
マンガで17巻まで読んだあとがオススメ!
読み終えたあとは、マンガ本編エピソードが、より深みを増して感じられるようになる…!
※小学高学年~読めます☆
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【第1話 片羽の蝶】
両親を鬼に殺された胡蝶姉妹は、ある決意を胸に、非鳴嶼のもとを訪れ…
→カナエやしのぶが鬼殺隊に入る前のお話。このお話を読むと、胡蝶姉妹がどんなおもいで闘っていたのかをより感じることができ、マンガ18巻以降の闘いが強く心に染みます。
【第2話 正しい温泉のススメ】
宇髄による柱稽古に参加していた善逸であったが、あまりの稽古の厳しさに死にかけていた。
そんな善逸に突然、宇髄がある試練を与えてきた。それは…
→とにかく笑える。善逸好きな人は、さらに善逸が大好きになってまうやろ。
【第3話 甘露寺蜜璃の隠し事】
しのぶの両者は鬼に殺されていたことを知った蜜璃。自分の入隊理由をしのぶにはなしつしまっていた蜜璃は、自分の愚かさにひどく落ち込んでいた…
→蜜璃ちゃんと育児さんのやりとりが本当に好き!最終決戦を読む前後に、ぜひとも読んでほしい一編。最終的にキュンキュンします。
【第4話 夢のあとさき】
刀鍛冶の里での闘いのあと、玄弥は蝶屋敷で静養していた。玄弥の心に宿るおもいとは…?
→玄弥だけでなく、すみちゃんのこともぎゅっと抱きしめたくなるお話。どんなに苦しくとも、生きていればなんとかなる、ような気がしてきます。
【第5話 笑わない君へ】
「義勇の心から笑った顔が見れたら、どんなにうれしいだろう」(引用)
そんなお館さまの言葉を、やや違った方向に解釈してしまった非鳴嶋は他の柱を集め、義勇を笑わせるために尽力することとなるのだが…
→柱それぞれ、まじめが故のすれ違いがめちゃくちゃおもしろい。爆笑。抱腹絶倒とはこのこと!ただただ笑える。煉獄さんも出てきてうれしいっす!
【第6話 中高一貫☆キメツ学園物語!~パラダイス・ロスト~】
文化祭を間近に控えたとある放課後…
文化祭実行委員が頭をかかえる問題が起きていた。それは…
→これもまた抱腹絶倒なパロディ小説!エピソードが展開されるたびに「ええっ?」「うそ?!汗」となっていきます。
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「マンガはいいけど、活字はちょっと…」という方も、大丈夫!
余白多め、文字も比較的大きめ、短編集、しかも各話ごとに吾峠先生の挿し絵が1枚入ってる!という好条件ばかり!
17巻まて読んでいれば、どの短編から読んでも大丈夫なので、気になったお話から読んでみるといいかと思います。
笑って読み終わりたい方は第5、6話、キュンとしたい方は第3話、ちょっと涙ためながら微笑んで終わりたい方は、第1、3・4話を最後にもってきてはいかがでしょうか。
この短編集を読むと、マンガ本編でのエピソードがより深みをもって感じられるようになります。
漢字にルビがないところも多々あるので、小学高学年以降向けではありますが、是非とも一読してみてほしい短編集です。 -
面白い!
1 片羽の蝶
2 正しい温泉のススメ
3 甘露寺蜜璃の隠し事
4 夢のあと先
5 笑わない君へ
6 中高一貫!キメツ学園
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全6話の鬼滅の刃スピンオフ。
今回は胡蝶しのぶと冨岡義勇、甘露寺蜜璃のそれぞれの話がよかった -
過去話がたくさんで満足度高かった。
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しのぶさん推しの私からすれば最高の一言。
一章の胡蝶姉妹と悲鳴嶼さんとのやり取りが神すぎた。
特に18巻を読んだ後だからもう無理。しのぶちゃんの過去を書いてくれるだけでも嬉しすぎるのに、ラストシーンがもう胸が痛くて私の筋肉で良ければ差し出したい!
他の章もホワホワさせられた。この時こんな事してたんだ〜とか色んな人達の関係性やどう思っていたのかが立体的に理解ができより鬼滅愛が増大した。
しのぶちゃんの話以外だと玄弥君の話が1番好きでした。
私的ホワホワNo.1です。そんなに玄弥君のことは好きではなかった(決して嫌いな訳では無い)けれど、玄弥君の半生や思いを知り、そこから成長し蝶屋敷の出来事やすみちゃんとのやり取りも相まって泣いた。
本編では語られてない魅力がたっぷり詰まった最高の1冊となっております。
鬼滅の刃をもっと知りたい!という愛を抑えきれない方にオススメです。
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小説版第二弾。今回は柱たちがメインのお話。どれも良いが一番好きなのは第二話の正しい温泉のススメ。キメツ学園も相変わらずノリが楽しくて面白い!