NARUTO―ナルト― イタチ真伝 暗夜篇 (JUMP j BOOKS)
- 集英社 (2015年10月2日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
- / ISBN・EAN: 9784087033809
作品紹介・あらすじ
大人気ナルト秘伝小説全6冊に続き、イタチとサスケの真実の物語が3ヶ月連続で発売! 天才とよばれたひとりの忍の栄光と挫折、そして決断の物語。イタチの暗夜行が明かされる、衝撃の第2弾!
感想・レビュー・書評
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めっちゃ面白かった!
漫画のイタチの過去がしっかり補完されてて、イタチの覚悟の強さを改めて感じることができた。
イズミとの別れ方が良すぎて泣ける。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ナルト&イタチ好きなら必ず読むべし!!
あまり語らないイタチ...この本は泣けます...だけど泣かさしてくれません。それはイタチの覚悟がそうしたのだと思います。漫画以上な小説でした。 -
何故イタチが同胞を殺めるに至ったのか。
本編でも真相には触れられていますが,心理描写が深くなされている本です。
読むほどに悲しく,重い気持ちになります。
それにしてもこれ,12歳の少年が主人公なんですよね。それを忘れさせられます(苦笑) -
イタチの物語の後編。
暗部入隊からあの恐ろしい夜までが描かれている。
彼の気持ちを思えば思うほど胸が苦しくなる。
本当に優しい人間が損をしてしまう、そんな様子が描かれている。
これは現代の社会にも言えることな気がする。
いくら正当な考えを持っていようが、いくら里屈指の天才であろうが、集団心理に話し合いでは太刀打ちできない。
結局一族で、里で1番心の優しい火影のような存在が犠牲となり、大犯罪者の道を選んでしまう世の中の不条理さ。
弟への愛だけは譲れないこのイタチの物語は、ナルトを好きな人なら絶対楽しめるはず。 -
まだ12歳なのに…こんな重いものを背負うなんて…お父さんはホントはイタチのことを想ってたのにちゃんと二人で話せばこんな悲しい事は起こらなかったのかな?
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暗部入りから一族壊滅までの物語。
原作では冷徹に一族を滅ぼしたイメージしかありませんでした。
この本では一族と里の板挟みになり、
苦悩の末に一族を滅ぼす決意をしたイタチの深い心理描写が巧みに描かれています。
最後に父親フガクがイタチに殺されると分かって言った
「恐れるな。それがお前の決めた道だろ」がイタチと相容れないながらも父親として最後の役目を果たそうとするセリフとして深く心に沁みました。 -
暗部入隊からうちは一族せん滅までのイタチの物語。
初期NARUTOの最大の謎であり物語のキーの一つであるうちは一族の滅びのエピソードは、妄想をかきたてられましたからね。
きちんとNARUTOの世界観に基づいていてよかったです。
なぜか暗夜編から読んでしまったけど、光明編が先だったのか。ま、いっか。 -
漫画では描かれなかったイタチの業。面白かったけど、一族全滅への動機がイマイチ腑に落ちなかったかも。とはいえ漫画への橋渡しという意味では読み応えのある本だった。